ついに今年(2025年)、都道府県魅力度ランキングで最下位を記録した我が埼玉県。観光地も名物も全国に知られる所が余り無いことは、県民誰もが気付いていますが、やはりランキングで表されると残念です。
そんな埼玉県でも「川越」に並ぶ紹介できる観光地の一つに「長瀞」があります。岩畳やライン下り、宝登山など景色もアウトドアも楽しめるスポットですので、未踏の方は是非一度お越しくださいませ。難点としては、都心にそこそこ近いため、日帰りでも余裕で来られてしまうところ。1日じっくり楽しめるかといえば、それもまた、何とも言いづらいところでして(ごにょごにょ)・・・おっと、観光大使の如く宣伝するはずが、ネガティブオーラがだだ漏れてしまいました。
そんな長瀞で個人的にお勧めしたいのは、長瀞駅 から 上長瀞駅 までの川沿いを歩くハイキングコース。岩畳の景観を眺め、虎岩 と呼ばれるマーブル模様の滑らかな岩を眺めながら、秩父鉄道の 鉄橋 (荒川橋梁) まで川を上るコースとなります。人も少なく、特に危険や険しい場所もなく、距離もそこそこありますので、運動不足解消にも最適です。これからの季節は紅葉も終わり寒くなりますのでオススメし辛いですが、春から秋にかけては、なかなかに良いお散歩コースと思っています。
こちらが岩畳。片理と節理と岩石段丘によってできた地形です。
平らな岩なのですが、結構高い段差になっていたりと、歩いてみると不思議な地形だとよくわかります。
甌穴(ポットホール)。浸食でできた穴ですが、そこかしこにあったりします。
ライン下りの盛り上がり地点。通常は、カヤックの練習などで賑わっています。
こちらが虎岩 (...多分)。
最初の方にあった平らな硬い岩から、滑らかな表面を見せる岩に変わっていきます。
模様と水の流れで岩が削れた部分の自然が作った美しさに惹かれます。
お散歩コースは、通常はここまで。秩父鉄道の荒川橋梁が目印です。
近くで見るとより格好いいです。
秩父鉄道を走る SLパレオエクスプレス の時間を調べておくと、鉄橋を走るSLを見ることができるかもしれません。今年は12月7日までの営業ですので、来年4月以降にお越しくださいませ。
そんなゴールとなる秩父鉄道の 上長瀞駅。大きな駅舎とカーブしているホームが特徴(?)の無人駅です。
次の列車までの待ち時間を駅舎内で過ごしていたところ、上の方の看板が目に入りました。
酒造さんの看板のようで 「うまい長瀞の地酒 白寿盃 (はくじゅはい)」 宝鯉醸造元 村山酒造 と書かれています。そんな酒蔵あったかなぁと、お酒も酒蔵も自分の記憶に無さそうです。昭和から残された古い看板かなと眺めていると・・・
あれ? 何か新しくない?
見た目や格好は、江戸風情の浮世絵風なのですが、何だかアクティブな活動をしているではありませんか。
左上には、開発された後の武甲山もありますし。突っ込見所満載です。
これを見た時は、知りませんでしたが、調べてみると2024年にクラウドファンディングが行われていた模様。
プロジェクト名は、︎上長瀞駅を日本で1番おもしろい駅にしたい!上長瀞文明開花プロジェクト とのこと。
※詳細を知りたい方は検索下さい。
この時は、ただの無人駅に何とも面白いものがあるなと、ふふふっ と笑ってしまいました。そういった意味では、プロジェクト通りの面白さを感じた人がいたのですから、成功と言えるでしょうか。
意図されたものだと知ってしまうと、面白さが半減してしまっていたかもしれませんが、こういった何気ない遊び心はいいですね。












