
世界遺産 白神山地
白神山地と聞くと、今では「世界遺産」が頭に付いてくるイメージでしょうかね。
恐らく世界遺産になっていなければ、その存在を知ることもなかった遠方にある森林地帯。
白神山地は、1993年12月に日本で初めてのユネスコ世界自然遺産に登録された(屋久島も同じ時期)ことで、一気に知名度が上がった場所ですが、世界遺産の登録理由が「人の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布」ということですから、未開の土地というのは、あながち間違いではない印象です。
ただ、自分も勘違いしていましたが、白神山地でも世界遺産として登録されている地域は、選定理由の通り、林道も通らない未開発の場所(核心地域)となっており、我々が観光で訪れている場所は、頑張っても緩衝地域までとなっているようです。世界遺産に行ったと思っていたところが、とんだ勘違いだったとは、世界遺産に行ったとちょっと自慢気に思っていた昔の自分を注意しに行きたいです。とはいえ、山好きな皆さんは、入山申請をすれば核心地域の指定ルートを歩くことができるようですし(てか、敷居が高いので普通の登山者が行けるのかどうか・・・)、申請無しでも核心地域に触れることはできるようで、二ツ森からは、核心地域を眺められますし、白神岳の稜線は核心地域の境界になっているので、ギリギリ世界遺産に行ったと言えそうです。
と、書いておきながら、案の定と申しましょうか、登山で行ったこともないのですが、自分にとっての白神山地の思い出といえば、10年前、何も知らずに突っ込んでいった県道317号線のこと。
今ではすっかり慣れましたが、お盆だというのに車が1台もすれ違わない未舗装道路を、荒天後ということもあって冠水上等で泥だらけになりながら、ガードレールと橋と道路標識以外の人工物を全く見かけないまま、数時間(もっと短かったかもしれませんが)ただひたすら走り続けたのは、今でもトラウマのごとく記憶に焼き付いています。そんな中で、癒されたのは太良峡の景色。こちらのコースも荒れまくりで、本当にここが遊歩道か?!という山道を歩いたのもいい思い出です。
こうしてあらためて調べてみると、一度きちんと歩いてみたくなりますね。