今年の月初、丹沢ボッカ駅伝競争大会 が昨年の開催をもって終了となったことを知りました。

 

丹沢ボッカ駅伝競争大会とは、歩荷(ボッカ)をバトン代わりにして4人の走者が丹沢の三ノ塔に続く大倉尾根を登る競争です。一般向けの20kg(B)と女性限定の10kg(C)、コロナ禍前の大会では、力自慢の40kg(A)や学生向けの20kg(B3)の荷物(登山道整備用の砂利)を背負って歩くという過酷なイベントです。自分は、当然ながら空身で歩いて登るだけで精一杯のスタミナですので、応援と賑やかしでの参加でした。走者の方には尊敬の念しか浮かびません。

初開催は、1987年。コロナ禍の2020年~2022年の開催中止以外は、約40年にわたって毎年実施していたのですから、運営の皆様の尽力には頭が下がります。参加者も毎年100組を超える人気のイベントでしたが、終了の理由は、色々な要因があるようですが、運営人員の確保の難しさもある所に、安全性の担保が強く言われるような社会風潮を考えると、危険度が非常に高いこの内容での継続は難しかったのかと思います。

自分は、応援だけではありましたが、一般の駅伝やトレランの大会では、入賞なんて夢のまた夢ですが、我々のような趣味人でも入賞に手が届くような大会であったことも良い思い出です。今までの開催運営、ありがとうございました。

 

 

 

自分が初めて応援に行ったのは2011年。東日本大震災の年でした。

走者の皆さんはその前から参加されておりましたが、自分は初めてでしたのでとてもワクワクしていたのを思い出します。

スタートの横断幕は、今とは違うものですね。

 

 

 

この時は、今見るとなかなかにワイルドなコースでした。

コースは、以下の通り。

県立秦野戸川公園(標高290m) - 1区 - 見晴茶屋(610m) - 2区 - 駒止茶屋(900m) - 3区 - 堀山の家(950m) - 4区 - 花立山荘(1300m)

 

 

 

今と比べると粗さが目立ちます。

 

 

 

昔は、応援でゴールまで余裕で行けたのですけどね。

 

 

 

他で着るのが難しいTシャツがいただけます。

 

 

 

 

無料でいただけた豚汁も有難かったです。外で食べるとなんでこんなに美味しいのでしょうか。

 

 

 

ゼッケンでの当選形式ではなかったラッキー賞。

 

 

 

この階段を20kg担いで登るだなんて想像するだけでも・・・無理ですね

 

 

 

賞品が大きすぎて、どうやって持って帰ればよいのか・・・嬉しい悩みです

 

 

 

大会の日はおおむね天気に恵まれていましたが

 

 

 

2016年の天気は雨。運営も参加者もなかなかに大変そうです。

この頃は、6月開催で少し肌寒く感じていたように記憶していますが、2023年は、6月時点でとんでもない暑さになりましたので、2024年からは、5月開催となったのでした。

 

 

 

途中から、Tシャツは、普段使い出来るデザインに変更されました。

 

 

 

登山道も整備されて、綺麗なトイレも設置されたり

 

 

 

近くに高速道路の出口も出来て、丹沢観光への環境も整備されてきました。

 

 

ボッカ競争のスタート地点。

そういえば、一度もスタートを見たことが無いまま終わってしまいました。

 

大会が無くなるのは寂しいですが、我々もいい歳になりましたし、何か事故などで変に注目を集めるよりはよかったのかもしれません。そういえば、このイベントに参加するようになってから、花立山荘までで下山することばかりで、三ノ塔まで登る機会も無くなっていたため、今度登りに行こうと思ったのでした。その前に山に登れる体力を回復しないとですね。

 

そんな話題が出てから数日後。チェックポイントの一つでもあった堀山の家が、全焼したというニュースが飛び込んできました。本日、ようやく鎮圧されたと聞きましたが、早い復旧をお祈りいたします。

 

第37回丹沢ボッカ駅伝競争大会 ホームページより
 

2025年9月30日 
丹沢ボッカ駅伝競争大会に関わっていただいた皆様へ 

 

丹沢ボッカ駅伝競争大会 
会長 吉田征雄
実行委員長 新堀 昇

 

「丹沢ボッカ駅伝競争大会」の大会終了について 
 

 「丹沢ボッカ駅伝競争大会」は、1987年に開催された第 1 回大会を皮切りにコロナ禍を挟み今年(2025年)の37回大会までの間、約40年の長きにわたり大会を継続してきました。この間、多くの選手の皆さんのご参加、多くのボランティアの皆さんのご協力を賜り継続することができました。そして、神奈川県、秦野市及び地元大倉地区の皆さんの多大なるご支援、ご協力を賜ることもできました。 
 しかしここ数年、残念ながら大会スタッフの高齢化等に伴い長期間にわたる大会準備等に支障をきたす状況となってきました。特に中心となって関わる「役員会」を構成する「役員」には、同様な状況も含めて常にさまざまな業務での「内的(個人的)要因」、「外的(業務全般、安全対策等)要因」での負担が顕著であり、その負担に抗しきれない状況となってきました。この間、新陳代謝をはかるためのさまざまな方策を講じてまいりましたが、それらを思い通りに進めることができずに現在に至っています。 
 そこで37大会終了後、数回の「役員会」の開催を経て 9 月上旬に臨時実行委員会を開催し実行委員全員で現状を共有し、断腸の思いで「丹沢ボッカ駅伝競争大会」の大会終了を決断することとなりました。この間、大会を支えていただきました多くの皆様には心より感謝を申し上げます。 
 なお、丹沢ボッカ駅伝競争大会実行委員会は9月末日をもって解をすることとなりました。 
 以上、ご報告をさせていただきます。