息子が天使になってからこの日でちょうど一年経っていた。

7月の中旬…あの日も暑かった。

今日は旦那も仕事を休んで私のそばに居てくれる。



お腹の娘は相変わらず元気で暴れている。

今日は上の娘と息子と旦那、4人で食事に行くことにしていた。



流石に骨壺を家から持ち出すのは、ダメかな?と思い。分骨している私と娘用のペンダントを着けて一緒に行く。



朝から泣いてない。

この頃は大分泣かなくなった。



強くなったのか、涙がでなくなったのかは、わからない。

でも、息子の事を考えない日は1日たりともない。



それは今も変わらない。



予約していた店についた。

偶然にも席は去年と同じ場所。



食事を頼み食事をする。



会話はたわいもないはなし



食事が終わっても、私は立てなかった。



そう、時間が迫ってた。



息子を産んだ時間



ペンダントを握りしめた。




  




一秒一秒が長く感じた。

 

  



重苦しい時間だ…





その時まであと数秒





心が熱くなる





そして溢れる涙





お誕生日おめでとう





一歳だよ








何分たっただろう。娘も旦那もなにも言わない。

私が泣き止むのをじっと待っててくれた。





「ごめん、落ち着いた…帰ろう」




娘も立ち上がり、私の手を握った。

車に戻ると娘が言った。



『毎年泣いて良いんだよ』



優しい娘の気遣いに更に胸が締め付けられる。

ほんとに助けられる。



お腹をさすり「あなたのお姉ちゃんは、きっとあなたのことも大事にしてくれるよ」と、心の中で思った。



私の気持ちをよそにお子は元気だった。




今日は息子の誕生日だから、誕生日プレゼントを買いに行った。

ミニ四駆を買った。



毎年改造して遊ぼうねって思いを込めて。



今もまだ開けずに置いてある。

次の誕生日に開ける予定だ。