ご訪問、ありがとうございます。
100分の講義を14回分
(科目)「教育心理学」
スウェーデンKTH 図書館
(スウェーデン王立工科大学)
5月11日(土)
GWを挟んで、2週間ぶりの授業と
なりました。
学生の様子は、連休前とあまり変わらず、
ホッとしました。
第4回 対人関係の発達 / 愛着形成
対人関係の発達
少子化の進む現代の子どもにとって、保育園・幼稚園や
小・中学校で出会う仲間との交流は、社会性の発達を
遂げていくうえで、大きな役割をもっていると言えます。
そして、発達の時期ごとに、それぞれの仲間関係の意義があり、
「学校で教育をする意味」はここにもあります。
親やきょうだい関係は、社会性を育んでいくための土台となり、
学校は、そして教師自体も、社会性を育んでいくための「環境」に
なるということ。
その辺りをしっかりとらえて、学び合っていく授業にしたいと
考えています。
愛着形成
・子どもと「緊密な対象者(養育者)」の間に形成される
「緊密な情緒的絆」のことである。
・愛着形成は相互作用。
・乳児は、養育者が発する刺激に受け身的に反応するだけではなく、
微笑や泣くといった自らの行動を通じて、シグナルを送る。
・そのシグナルに対応してもらうことで、人を信頼する力が養われていく。
・愛着が形成されると、それが「心の安全基地」になり、
外での活動の安定につながっていく。
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DVDを観たり、文献を読んだり、グループワークをしたり、
講義を聴いたり…と、相変わらずてんこ盛りの授業を
展開しています('◇')ゞ
学生同士で楽しそうに意見交換する様子や
個人検討に入ったときに思索する学生の表情が
ほんとうに好きで、その空間にいるだけで、
しあわせな気持ちになります。
どのワークシートもびっしりと書き込まれていて、
課題がどんどん発展していきます。
倍くらいの時数をいただきたいところです。
ありがとうございました