研究授業のコーディネーターを
務めさせていただきました。
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2017年10月29日(日)
教科は音楽。前半は歌唱、後半は鑑賞という構成で、
鑑賞の課題は「解説を聴き、楽曲を聴き、自分の考えを
書いた後に、相手をひとり選んで、感想交流をする」というもの。
研究協議会で、助言者の先生から、
自分のもっている言葉をしぼり出して言葉を選び、
かたち(文章)にして、
相手に伝えることの教育的効果や、逆に言葉にならない・
できない感情を味わうことを大切に扱うことの重要性が語られました。
わたしは、音楽の教員だったときに、たくさんの大切な
ことを教えて下さったK先生から言われたことを
思い出していました。「ピアノや歌の練習と同じレベルで、
文章を綴ることをしなさい」
「文章を書くこと」が苦手というわけではないけれど、
情緒的な筆致になりがちで、論理的に丁寧に説明することが苦手でした。
言葉をしぼり出す、表したいことにピッタリくる言葉を
選ぶ、そして文章に綴る。手持ちの語彙を豊富にするために
人の文章を読む、たくさん読む。
大変だけど、楽しい作業でもあります。
自分の気持ちを書き表すことや自分の気持ちを人に語ることは
カタルシスになります。
研究授業のとき、教室に穏やかな空気が流れ、クラスメイトと
意見交流をする生徒たちはとっても楽しそうに見えました