体の異変とは、
大きな声では言えないが、男ならではの・・・
た○き○の裏あたりからの違和感・・・
「青、なんかた○き○んの裏あたりが痛くねぇ・・・?」
「ん~たしかに痛いような・・・」
「なんでやか・・・?」
あとで聞いた話だが、フルマラソンのように長時間運動する場合、
体の中で摩擦が起こる場所に、事前にワセリンや馬油を塗っていないといけないらしい。
そうしないとた○き○の裏あたりや、脇の下や、足の指の間に靴擦れのような症状が起こり、とても痛いんだと。
そして、最初の給水所で配っていた白いゼリー状の物体。
あれこそがワセリンだったと後に知らされた。
ということは本来、摩擦する場所に塗らないといけないワセリンをどうでもいい肘や肩に塗って満足してしまったというアホチン二人ということになる(/_-)
「やべ~サポーターしてた膝の裏も擦れて血がにじんどる・・・」
とりあえずサポーターを外した。
はいいが、それを持ったままでは腕が重たくて走れない。
なくなくサポーターを給水所にあるゴミ箱に捨て、また走りだした。
すると今度は足がつってしまった。
「イテェ・・・足がつって走れん(x_x;)」
「青、ちと歩こうや・・・」
25キロすぎたあたりから急に満身創痍に。
しかし、まだまだ先は長いのでとにかく歩いたり走ったりを繰り返した。
当然タイムはどんどん落ちていくいっぽう・・・
しかしそれでもなんとか5キロほどある折り返しを回りきって残すところ10キロ少々。
もう一度気合を入れなおして走り出した矢先になんと反対側にJUNがいる。
「お~い・・・JUNなんでまだそこにおると????」
「てっきり先の方におると思っとった・・・」
JUNがやたらやつれている。
しかし、それを見て少し安心した・・・
なぜなら足がつったのでメチャクチャ引き離されたとばかり思っていたから。
そんな一人でやつれて頑張ってるJUNの姿をみて勇気をもらい、
その後もつったまま青と走り続けた。
そしていよいよあと2キロというところにさしかかったときに、
“ダースベーダー”に抜かれた・・・
Σ(・ω・ノ)ノ
しかもご丁寧にまだ剣は右手に持っている。
中にどんな人物が入ってるのか非常に興味あったがそれ以来会うことはなかった。
そして沿道からたくさんの声援をいただける最後の直線、青と励まし合いながらゴール♪
この時、どんな感動があるのかと期待していたが、
感動と言うより悔しさでいっぱいだった。
4時間をきるという目標に対して結果は5時間7分。
結果が出せなかったのもあるが、どうやらそれだけではない。
ワセリンをた○き○の裏に塗り忘れた・・・・
じゃなくて、
もっと練習しておけばよかったという後悔。
そればかりが頭の中をぐるぐるとまわっていた。
そもそも、3人で達成感を共有するために挑んだホノルル。
にもかかわらず達成感よりも悔しさでいっぱい。
お店の運営もこれと同じかもしれない。
そもそも本気じゃないから現状が変わらないのでは。
というか本気じゃないから悔しさよりも、現実から目をそらすことばかりを選んだのでは・・・
そもそも何のためにお店を始めたのか・・・
自分の中途半端さに気づかされたホノルルマラソン。
“やめとけば良かったのでは”と思うかもしれないが、
走ったからこそそれを知ることができた。
行動したからこそその答えにたどりついた。
何もしなければその答えを見出すことはなかった。
この時、自分のなかの決意みたいなのが固まった・・・
それはそうと、
ゴールしてからすでに1時間・・・
女子二人とは合流できたが、
JUNがいない。
つづく
『今日のひと言』
動きだすと見えてくる
答えは無限にある
大きな声では言えないが、男ならではの・・・
た○き○の裏あたりからの違和感・・・
「青、なんかた○き○んの裏あたりが痛くねぇ・・・?」
「ん~たしかに痛いような・・・」
「なんでやか・・・?」
あとで聞いた話だが、フルマラソンのように長時間運動する場合、
体の中で摩擦が起こる場所に、事前にワセリンや馬油を塗っていないといけないらしい。
そうしないとた○き○の裏あたりや、脇の下や、足の指の間に靴擦れのような症状が起こり、とても痛いんだと。
そして、最初の給水所で配っていた白いゼリー状の物体。
あれこそがワセリンだったと後に知らされた。
ということは本来、摩擦する場所に塗らないといけないワセリンをどうでもいい肘や肩に塗って満足してしまったというアホチン二人ということになる(/_-)
「やべ~サポーターしてた膝の裏も擦れて血がにじんどる・・・」
とりあえずサポーターを外した。
はいいが、それを持ったままでは腕が重たくて走れない。
なくなくサポーターを給水所にあるゴミ箱に捨て、また走りだした。
すると今度は足がつってしまった。
「イテェ・・・足がつって走れん(x_x;)」
「青、ちと歩こうや・・・」
25キロすぎたあたりから急に満身創痍に。
しかし、まだまだ先は長いのでとにかく歩いたり走ったりを繰り返した。
当然タイムはどんどん落ちていくいっぽう・・・
しかしそれでもなんとか5キロほどある折り返しを回りきって残すところ10キロ少々。
もう一度気合を入れなおして走り出した矢先になんと反対側にJUNがいる。
「お~い・・・JUNなんでまだそこにおると????」
「てっきり先の方におると思っとった・・・」
JUNがやたらやつれている。
しかし、それを見て少し安心した・・・
なぜなら足がつったのでメチャクチャ引き離されたとばかり思っていたから。
そんな一人でやつれて頑張ってるJUNの姿をみて勇気をもらい、
その後もつったまま青と走り続けた。
そしていよいよあと2キロというところにさしかかったときに、
“ダースベーダー”に抜かれた・・・
Σ(・ω・ノ)ノ
しかもご丁寧にまだ剣は右手に持っている。
中にどんな人物が入ってるのか非常に興味あったがそれ以来会うことはなかった。
そして沿道からたくさんの声援をいただける最後の直線、青と励まし合いながらゴール♪
この時、どんな感動があるのかと期待していたが、
感動と言うより悔しさでいっぱいだった。
4時間をきるという目標に対して結果は5時間7分。
結果が出せなかったのもあるが、どうやらそれだけではない。
ワセリンをた○き○の裏に塗り忘れた・・・・
じゃなくて、
もっと練習しておけばよかったという後悔。
そればかりが頭の中をぐるぐるとまわっていた。
そもそも、3人で達成感を共有するために挑んだホノルル。
にもかかわらず達成感よりも悔しさでいっぱい。
お店の運営もこれと同じかもしれない。
そもそも本気じゃないから現状が変わらないのでは。
というか本気じゃないから悔しさよりも、現実から目をそらすことばかりを選んだのでは・・・
そもそも何のためにお店を始めたのか・・・
自分の中途半端さに気づかされたホノルルマラソン。
“やめとけば良かったのでは”と思うかもしれないが、
走ったからこそそれを知ることができた。
行動したからこそその答えにたどりついた。
何もしなければその答えを見出すことはなかった。
この時、自分のなかの決意みたいなのが固まった・・・
それはそうと、
ゴールしてからすでに1時間・・・
女子二人とは合流できたが、
JUNがいない。
つづく
『今日のひと言』
動きだすと見えてくる
答えは無限にある