「早く寝ろ!!」
まるで志村けんのコントのような問いかけに笑いがでる。
となりではフライングした青が爆睡体制に入っている。
笑っている場合ではない。
マラソンのスタートは朝の5時。
遅くとも3時には起きて心と体の準備をしていなくてはならない。
時刻はすでに22時を過ぎている。
JUNには悪いがこの後は無視して寝ることにした。
・・・・
「もう・・・・・寝た?」
無視
だいたい寝ている人間に対して「もう・・・寝た?」
なんて問いかけは完全にネタである・・・
そして数時間後目覚ましと共に目が覚める。
いよいよきたか・・・
意外にもみんな目覚めよくベッドから起き上がり、準備にとりかかった。
外は少し雨が降っている。
「ん~~雨降りようけカッパがいるねぇ~」
「ちゅうかけっこう外寒くねぇ(゜д゜;)」
ハワイの朝はかなり涼しいというより少し肌寒かった。
各自、準備を整え、専用のシャトルバスで
スタート地点まで 向かい、
駐車場に付くとそこは何十台ものバスが止まっていてお祭り騒ぎ♪
「すげぇ~~~~~」
「これがホノルルマラソンか♪」
スタートラインはおおよそのタイムが書いてあり、とりあえず4時間と書かれたあたりでスタートを待つことに。
まわりを見渡してみると人人人。
それもそのはず、参加者はなんと2万3千人オーバー(゜д゜;)
もちろん先頭のスタート地点も見えなければ、後もどこまで続いているのかわからない。
緊張のスタートを待っていると、後方から外国っぽいクラクションが。
振り返ると日本で言う「白バイ」が車椅子ランナー達を先にスタートさせるため、先導して選手達の間を抜けていった。
それを見てテンションは最高潮♪
そして、その数分後に大魔神佐々木選手のスターター音と盛大な花火とともにスタート♪
私「うぉ~~~~し絶対4時間きるばい!!」
JUN「俺も本気で走るけ、バラバラになって自分のペースでいこうや」
そういってスタート間もなくJUNは先に行ってしまった。
そして女性陣二人もいつのまにか見えなくなり、青と二人で走ることになった。
まわりを見渡せばやはり 人 人 人
前も後も右も左もごったがえしている。
一度はぐれたらとても見つかりそうもない。
そんな中、ナース姿やら、コスプレやらフルマラソンとは思えない仮装をした人もちらほら。
中でもひと際目を惹いたのが
“ダースベイダー”
全身完全にダースベイダーのコスプレに身を包み、しかも右手に
“ライトソード”
を持ったまま走っている。
「すげぇ~~~あのダースベイダー全身コスプレでしかも剣まで持っとるばいΣ(゚д゚;)
あの姿で42キロ走るつもりやか・・・?」
「あそこなんかハッピで参加しとるし(笑)・・・これがホノルルかぁ♪♪」
なんて青と独特の雰囲気を味わいつつ、周りに合わせて走った。
さすがにダースベイダーはペースが落ちて、後方の人ごみに消えていった。
沿道には朝一にもかかわらずたくさんの方が見ている。
しばらくすると給水所があり、そこでゼリー状の白いものを手渡された。
「青、これなんやか?」
「んん? たぶんシップみたいに間接に塗るやつじゃないと?」
「なるほど♪」
といって青とそのゼリー状のものを肘と肩のあたりに塗って走りつづけた。
ペースはいたって順調♪
50分で10キロ地点を過ぎ、1時間40分で20キロ地点にたどり着いた。
ふとまわりを見渡すと仮装した人は誰も見当たらず、アスリートっぽい人ばかりになった。
そしてハイウェイに突入して間もなく先頭集団が反対車線をとんでもないスピードで駆け抜けて
いった。
「ほとんどダッシュばい・・・(゚Д゚)」
そして間もなく25キロを過ぎて折り返し地点に突入したあたりから、
体に異変が起こった。
つづく
『今日のひと言』
体の異変は
何かの兆し
まるで志村けんのコントのような問いかけに笑いがでる。
となりではフライングした青が爆睡体制に入っている。
笑っている場合ではない。
マラソンのスタートは朝の5時。
遅くとも3時には起きて心と体の準備をしていなくてはならない。
時刻はすでに22時を過ぎている。
JUNには悪いがこの後は無視して寝ることにした。
・・・・
「もう・・・・・寝た?」
無視
だいたい寝ている人間に対して「もう・・・寝た?」
なんて問いかけは完全にネタである・・・
そして数時間後目覚ましと共に目が覚める。
いよいよきたか・・・
意外にもみんな目覚めよくベッドから起き上がり、準備にとりかかった。
外は少し雨が降っている。
「ん~~雨降りようけカッパがいるねぇ~」
「ちゅうかけっこう外寒くねぇ(゜д゜;)」
ハワイの朝はかなり涼しいというより少し肌寒かった。
各自、準備を整え、専用のシャトルバスで
スタート地点まで 向かい、
駐車場に付くとそこは何十台ものバスが止まっていてお祭り騒ぎ♪
「すげぇ~~~~~」
「これがホノルルマラソンか♪」
スタートラインはおおよそのタイムが書いてあり、とりあえず4時間と書かれたあたりでスタートを待つことに。
まわりを見渡してみると人人人。
それもそのはず、参加者はなんと2万3千人オーバー(゜д゜;)
もちろん先頭のスタート地点も見えなければ、後もどこまで続いているのかわからない。
緊張のスタートを待っていると、後方から外国っぽいクラクションが。
振り返ると日本で言う「白バイ」が車椅子ランナー達を先にスタートさせるため、先導して選手達の間を抜けていった。
それを見てテンションは最高潮♪
そして、その数分後に大魔神佐々木選手のスターター音と盛大な花火とともにスタート♪
私「うぉ~~~~し絶対4時間きるばい!!」
JUN「俺も本気で走るけ、バラバラになって自分のペースでいこうや」
そういってスタート間もなくJUNは先に行ってしまった。
そして女性陣二人もいつのまにか見えなくなり、青と二人で走ることになった。
まわりを見渡せばやはり 人 人 人
前も後も右も左もごったがえしている。
一度はぐれたらとても見つかりそうもない。
そんな中、ナース姿やら、コスプレやらフルマラソンとは思えない仮装をした人もちらほら。
中でもひと際目を惹いたのが
“ダースベイダー”
全身完全にダースベイダーのコスプレに身を包み、しかも右手に
“ライトソード”
を持ったまま走っている。
「すげぇ~~~あのダースベイダー全身コスプレでしかも剣まで持っとるばいΣ(゚д゚;)
あの姿で42キロ走るつもりやか・・・?」
「あそこなんかハッピで参加しとるし(笑)・・・これがホノルルかぁ♪♪」
なんて青と独特の雰囲気を味わいつつ、周りに合わせて走った。
さすがにダースベイダーはペースが落ちて、後方の人ごみに消えていった。
沿道には朝一にもかかわらずたくさんの方が見ている。
しばらくすると給水所があり、そこでゼリー状の白いものを手渡された。
「青、これなんやか?」
「んん? たぶんシップみたいに間接に塗るやつじゃないと?」
「なるほど♪」
といって青とそのゼリー状のものを肘と肩のあたりに塗って走りつづけた。
ペースはいたって順調♪
50分で10キロ地点を過ぎ、1時間40分で20キロ地点にたどり着いた。
ふとまわりを見渡すと仮装した人は誰も見当たらず、アスリートっぽい人ばかりになった。
そしてハイウェイに突入して間もなく先頭集団が反対車線をとんでもないスピードで駆け抜けて
いった。
「ほとんどダッシュばい・・・(゚Д゚)」
そして間もなく25キロを過ぎて折り返し地点に突入したあたりから、
体に異変が起こった。
つづく
『今日のひと言』
体の異変は
何かの兆し