口ほどにもないウェイターとの戦いもすんで、
(※おめーだろ!!)







いよいよマラソン本番に向けてホテルへ。







たしかホテルはオーシャンビューになっているシェラトンワイキキとかいうけっこう贅沢なホテル。







そこで明日の準備をしつつ休憩し、夕方になってまたもや町へと繰り出した。







5人でウロウロしながらどこで晩御飯食べるか悩んでいたときに







「こんばんは♪」







と声をかけられた。






みると韓国人らしき人物。







「お兄さん達ご飯食べるとこさがしてるの?」
(少し片言だがかなり日本語に長けている)







「そうやけど。」








「うちの店に来なさい。サービスするから」







持っていたフライヤーを見るとどうやら焼肉屋らしい。








「ハワイに来て焼肉~?」







しかし他に当てもなかったのでそこに入ってみた。






入ってみるとそこはどこにでもある焼肉屋。






先にも書いたように超貧乏旅行なので極力出費はおさえたい。







そこで肉の注文は控えめにしてご飯の大盛とスープを頼んだ。







とにかく少量の肉をおかずに大量のご飯誤魔化した。







ビールも一杯に抑えていたので、だいたい一人12~15$くらいにおさまったはず・・・







が、







お会計をすると120$






一人24$





完全に見積もりのの値段。










やられた。









日本であれば当然クレームをつけるがここはハワイ。







モメたりして警察沙汰になったら目的であるマラソンさえ危うくなるので渋々ではあるが支払う。







こういった現象は実は日本でもたまにある。







とくに観光地にある飲食店でこういう事例をちらほら聞く。







結論から言ってこういった商売をしているお店は必ず淘汰される。








なぜなら世の中に存在する飲食店でリピーターなくして続けられる飲食店はない。








にもかかわらずこういった目先の利益を追いかけるやり方でリピーターができる確立は皆無に等しい。







さらにこういった商売をしているとすぐに悪い噂が広まってしまう。






しかも現代は文明の発達した情報化社会。






一瞬にしてネット上でコミとなり、






商売から消売へと進むことになる・・・
ちーん・・・(。-人-。)ごしゅうしょうサマ)








もちろんこの時はそこまで深く考えることなく










「ちゅうかサービスとか言ってぜんぜん高ぇ~し」







「完全にだまされたばい(`Δ´)」







怒っていた。








そしたら他のキャッチの人が片言で






「あそこの店はぼったくりで有名よ!!
だから次は私の店に来なさい♪」と












「おめーもだろ!!」
(※心の声)








「ありがとう今度行くね♪」







といちおう言っておいた。







そしてホテルに戻り、酒を買い込んで野郎3人でベランダで乾杯♪







そのときの景色と空気とゆったりした時間は忘れられない。






「いよいよ数時間後やね。」







「なんか緊張する~」






そしてJUNは






「寝れんやったらどうしよ!!」






と見事に自分に催眠をかけている。






空回り確定。






そんなリゾート地ならではの最高のひとときを過ごし、






本番に向けて床に就いた。







・・・・・・・







・・・・・・・







「もう寝た・・・マーシー







・・・・・








ほんとは起きとるんやろ??







・・・・・・








マジでまた俺だけ・・・・」








・・・・・






「早く寝ろ!!」









つづく






『今日のひと言』

寝れないときは

起きればいい