「NO!」





・・・・・・






・・・・・・・







「WHY???」






「もしかして俺ら子供と思われとるんやない??」






そこでパスポートを見せるもバーテンダーは







「NO!NO!NO!NO!NO」







「ちっ・・・・(。・ε・。)??」







するとバーテンダーが時計を指差してジェスチャーしている。






どうやらまだ時間が早いとか言ってるらしい。






今はどうか知らないが、当時のハワイでは12時過ぎるまでお酒は提供できないということだった。






提供すると自分が罰せられるということでかたくなに拒否したようだ。






ちなみにハワイではお酒に関する規制が厳しく、コンビにやスーパーでも朝の6時から深夜0時までしか売らないとか、






公園やビーチで飲むのも禁止されてるのだとか・・・






出鼻をくじかれた思いだが法律なら仕方がない。






ということでショッピングモールに行くことに。






そこは日本語がほとんど通じない場所だったので、






「みんなバラバラになってなんか一つ英語で買い物してこようや♪」






ということでさっそくショッピング♪






しかし、一人になったとたんに急に心細くなる。






とはいえそんな態度は恥ずかしくて見せられないので思い切ってアロハシャツ屋さんに飛び込んだ。






とりあえず「ワッツアップ♪」と女性店員さんと挨拶を交わして、






あとは無視。






2001年12月のレートが1$=123円前後。
(たけぇ~)





たださえ貧乏旅行なのでここは控えめにしておかないと。






「3000円くらいのあるかなぁ・・・」






値段を見ると最低ラインがなんと55$







「しまった」








心の中で思ったが時すでに遅し。







このまま出るのも気が引けたので60$のアロハを手にレジに行き、







「プリーズ♪・・・ディスカウントOK?







そしたら女性店員が満面の笑み







「NO♪    SORRY♪」







撃沈。







いきなり7500円ほどの出費になってしまった。






すると他のメンバーはアイスとか安物ばかり・・・くっ(><;)






そしてショッピングモールを後にして男女別行動。






女性陣は街中にある大型ショッピングセンターでお買い物。






そして男3人衆はチャリンコを借りて海沿いからダイアモンドヘッドに向けて出発♪






「めっちゃ海がキレイでマジ最高やね♪」






「うぉ~~~いつかハワイに住みてぇ~~~~」







そんな会話をしながら目的地のダイアモンドヘッドに到着。






しかしテレビで見たような景色が見れるところが見当たらない・・・






しかもなぜか柵があってまわりは岩山に囲まれている・・・






「ここがダイアモンドヘッドなんや~・・・」






「たしか景色がきれいとか聞いてたけど・・・?」






まぁいいや♪






降りてまた先に行こうや♪」







あとで知ったのが、ダイアモンドヘッドとはクレーターなので真ん中にいても、当然回りは岩に囲まれている。






景色を見るためには柵の向こうで入園料を払ってトンネルや階段を抜けないと展望台へはいけないんだとか・・・






もったいねぇ・・・・(T_T)






そうとは知らずに山を降りた3人衆、







来た道を帰るのはもったいないということで逆周りで帰ることに。






しかし、







この逆周りがこの後、恐怖の入り口となるとは






まだ知らないのであった。







つづく






『今日のひと言』

行動は大胆に

計画は慎重に