猛烈な捻挫を乗り越え






なんとか温泉当日を迎えた。






足はもちろん引きずっている。






痛すぎて普通には全く歩けない。






『はぁ~やっぱ1日じゃ治らんか・・・』






とりあえず車に乗り込み別府へと向かった。






途中、日本酒の蔵元らしきところで日本酒を仕入れて宿に向かう。





その蔵元の入り口から顔を出して撮った写真を見ると、座敷童子みたいで笑えた。






あらためて当時の写真を見ると若さを実感する・・・






その後まっすぐ温泉宿に向かって無事到着。






場所は別府インターから下ってくる途中にあり、宿の前は坂になっていてけっこうカーブが連続しているという立地。






そんな場所にある宿だったが、とても立派で驚いた。






こんな立派なところに7000円で泊まれるとは。






ただ、最初に入るときは病院のスタッフのフリをしないといけないので少々緊張した・・・






中に入ってみてもとても良い雰囲気。






「すげ~よくネェここ」






「メシ食べるところも良い雰囲気やし♪」






「部屋も離れになっとうし良いやん♪」






「あっ温泉も貸切の露天風呂があるばい♪」






「しかも三つも♪」






「良いネェ~♪」







お店の事なんかすっかり忘れて男3人ではしゃいでいた。






最近、勉強会などで学んだことだが、松下幸之助さんも稲盛和夫さんも本田宗一郎さんも、






「経営者とは遊んでいるときも、心はけっして経営から離れてはいけない」






とおっしゃっている・・・






「遊びの中にも自社の経営に役立つものが必ずある」と・・・






(さ、さすがです(汗))






しかし、この時は全力で心は空のかなたに飛んでいたので、






まずは温泉に入ってリラックス♪





三つある露天風呂を一通り制覇して、少し休憩のビール♪





露天風呂ビールとタバコの組み合わせは最高やねぇ」






なんて言っていた・・・くっ
(※現在はノンスモーカー)





そんな感じでビール片手に小旅行を満喫していると、何気に語りモードに突入。





「最近さぁ・・・・な~んか熱くなれてないよネェ~・・・」






「そうやねぇ~~~~」





「ん~やっぱお店がうまくいってないのが大きいんやない・・・」





「それにしてもお店っち難しいよネェ・・・」





「正直、遊び感覚で簡単にいくっち思っとったし・・・」





(いくかボケ・・・現在の声)





「なんかさぁ・・・3人で達成できる熱くなれて挑戦しがいのあるものっちないかねぇ・・・」





「ん~~~~~~・・・・」






「あっ!!」






「良いのがある♪」





つづく





『今日のひと言』

思いつきから

開ける道もある