一抹の不安






を抱えつつも、時間はどんどん過ぎゆき






ライブまであとわずかとなった。






この頃、自分の中である心境の変化というものを感じていた。





実は、それがJUNとの倦怠期突入への引き金にもなった・・・





最初は






“お店をすることは遊びの延長だ”





と考えて始めたのだが、





時間の経過とともに、その考え方は間違っているとような気がしてきた。





そもそもお客さんに対して失礼にあたるような・・・





また自分の中で遊びという考え方に違和感を感じるような・・・






うまく伝えれないが、そんな感覚に陥っていた。






それが日々大きくなり、






「このお店は遊びのつもりで始めたけねぇ♪」






と、何気に口にしているJUNの言動が気になった。






誰もが経験したことあると思うが、






何か一つ気になり始めると、その人のやることなすこと全てが気になってしまい、






人間関係がおかしくなってしまう。







今までどおりに接することができなくなって、






ヘンな空気になったり・・・






人間関係とは実に繊細奥深いなぁと思う。






それだけに通じ合ったときの喜びはひとしおだが。






幸い、一緒に飲んで語ってそれらを払拭し、わくわくドキドキの1周年ライブを迎えることになった。





その頃の常連と呼べるお客さんには分担して連絡し、営業しまくった。





日ごろからコミュニケーションがとれてるお客さんの反応はとても良く、





『イケル』





と確信する。





そして何とか迎えることができた1周年。





正直、奇跡だと思う。





お店の基となっている





商品・雰囲気・サービス





これらを冷静に分析すればするほど





奇跡だと思う。






つづく





『今日のひと言』

繊細な問題ほど

解決策は大胆に