準備をはじめて早2ヶ月。



いよいよ『SHOT BAR BOOTS』



1ヶ月後のオープンを前にして、怒涛の準備に入っていた。



といっても、ほとんど内装工事に追われていただけ( ̄_ ̄ i)



自分は塗装職人なので、内装工事をほとんど担当していた。



バーカウンターにボトルが並んだ時、とてもワクワクした。



いよいよ自分達の店がはじまるんだと実感した。



しかし、そのカウンターにはJUNが立っていて、



自分は工事ばかり担当していてとても羨ましく思った・・・



『俺もカウンターに立って準備して~』




ってぶつぶつ言いながら作業をこなしていた。




やはりBARと音楽は切り離せないと、




最初に音響機材をつなげ電源を入れた。




初めて流したCDはなんだったか覚えていないが・・・




プレイボタンを押して音楽が流れた瞬間に




『心が震えた』




すぐにでも潰れてしまいそうなお店とはいえ、
(もちろんそんなこと微塵にも思っていなかったが)




はじめて自分達の力で築き上げた居場所。



とてもワクワクした。



今でもこの時の気持ちを思い出す時がある。



初心とは大切なもの。



どんなんに意識していても、



初心を忘れる時がある。



さぁオープンは目前・・・



これからの問題は





奇跡的に人目につかないビルの3階まで





『どうやってお客さんを呼ぶか』




つづく




『今日のひと言』

初心にはじまり

初心にかえる