突然のがん告知と余命一ヶ月宣告① から続きます
いきなり突き付けられた1か月の余命宣告に
何かできることはないか
転院も含めて、あれこれ模索したり試行錯誤してみたものの
時間ばかりが過ぎていきますし
病院側もこの状態でのセカンドオピニオンをすることには非協力的でもありました
それなら一か月前に病院に来ていたときに
他の病気も疑って胃カメラ以外もしてくれていたら と
病院への懸念もありましたが
過ぎたことを悔やんでも母の病状がよくなるわけではありません
悔やむ時間も勿体ないので
今は、一ヶ月を大切にすることに気持ちの切り替えです
当の母は
顔色も艶も良く
本当に余命一ヶ月かと思えるほどでしたし
本人も至って体調も良くなったので
いつ退院できるか聞いてほしいと。。
食事も出されたものは食べますし
本人は病院生活に飽き飽きぐらいな感じでもありました
余命宣告をするか否かということに迷いもありましたし
悩みもありました
今まで病気と闘ってきた経緯があって
そろそろ終末期に向かっているということではなく
ある日突然交通事故のように
やってきた余命宣告です
しかもあまりの時間の短さに
やりたいことをかなえてあげることもできなければ
行きたいところに連れていってあげることもできません
もう退院もできないと言うこともできず
結局余命には触れませんでした
母が余命について、どこまで理解していたかは不明です
続く