この回は、とにかく読み終わった時が怖いったらありゃしなかった。

最初からなかなか泥沼というかなんというか、最初の方から言われていたチャグムの危うさが炸裂してしまうし。

あ、個人的にはぐっじょぶだと思いますよ。そこからどう展開するのか楽しみだったし、まぁ怖かったけどさ。

シュガの空気のようなサポート(これはマリーによるリフの形容ということで。伯爵カインシリーズ④参照b)に涙がにじむ。

元から自覚もあって、チャグムはシュガの立場が悪くならないようにしろと言ってあったけど、それでも助けたい!という気持ちが滲み出てた。

ジンがチャグムを殺すことになるのかと思って悲しかった(死ぬとは思ってないけど)けど、助ける方向に動いてくれたのは結構嬉しかった。追っ手を足止めしてる部分がバルサを思い出させるね…。

トーサはずっとどこかで「海に潜って逃げた」的にひょっこり現れたらいいなーなんて思ってたんだけど。帝のばかー!><

ヒュウゴもなかなかいい(←良い悪いじゃない方の)奴だね。芯が通ってる奴は好きだよ。

細かいことにこだわらず、流れを良くする(自分のためでも)方向に動いてるのも好みなんだろうな。

あと、皇子扱いされないチャグムが楽しそうだった。うーん、やっぱり上橋さんはすごい。


枝国になる利点は人間の耳には良く響くけど、実際に行って見ると違うんですね。

それは囚われなければわからなかったことで、これがなければタルシュから国を守れなかっただろうね。

ラウルとの一騎討ちには痺れた!

なるほど、そうやって展開するのか!といった感じ。

一回危ない領域に入ったら、引けばいい。

押すだけが戦略じゃないんだね。と分かっていてもなかなかできないのが世の常。

とはいえ、ここではチャグムは負けたことになる。

啖呵切ったのにトーサが死に、捕らえられて結局枝国になるしかない…。

果てしない絶望に包まれて船で帰る途中、チャグムに奇策を思いつかせたのがルィン!


でも…いくら奇策って言ったって無理だよ…。

計算上では限りなく0に近いような確率なのに、よくぞやってのけたね。

あ、一応言っておくが私は計算とかいう言葉は嫌いですよ。直感的に、そこそこ直情的に動くほうが好き。


打ってて、読みきった時のチャグムの孤独感が甦ってきた…。