引き続き感想。
バルサの回想が丁寧に描かれていて(あえての表現、ていうか全部丁寧なんですが)切なさを寄せた。
そんな扱いされれば誰だって怒るよ…。それでも耐えなきゃならない現実って本当に理不尽だよね。
アスラと関わった時の必死に避けるシーンが好き!
小説なのにシーンという言葉が先に出てくるのはすごいよやっぱり。
自分もそんな風に描写ができたらなー。戦闘なんて贅沢なことは言わないから、少なくとも普通の部分で。
人外のものの攻撃を、これまでに培ってきた感覚全てを使ってかろうじてなところが。
追っ手から逃げるときの知恵の数々は、どうやって仕入れたのだろう…。
でもすっごく参考になりました!
ジタンに行くまでにアスラが言うこと、それに対するバルサの答えがなんともいえない。
世に蔓延る(二度目)多くの作品では一方的に正義を語ったりする場合が多いけど、アスラを救う方向でバルサが言うのがいい。
特に「お兄ちゃんが責める」の部分でとった行動が好き。あんまり自分をこういう出し方するのは好きじゃないけど、苦しんでるとき自分も親にこんな風にして欲しかったなぁ。
スファルとタンダの駆け引きは面白かった。バルサを信じる気持ちが勝ったんだね…とか言うつもりはないけど、ずっしり構えてるのは良かった。「スファルの顔が鷹に似てきた」のような表現の部分はちょっぴり笑えたw
にしても、「鷹から見る」利点が上手く説明されててびっくり。はあ、そういう風に見えるのか。視力が下がった身には羨ましい(オイ
図られたときのバルサの戦闘シーンも好き!
後々猟犬の誰かも言ってるけど、すごいね!としか言いようが無い。
いくら強くても多すぎる数には勝てないところも天晴れですb
でも…あそこから生きて帰ってくれてよかった。ついでにタンダと合流できてよかったっす><
最後の場面でのアスラの決意が切ない…。
ちょっとそれをするだけで、誰にも負けない力を手に入れられるのに、人間としての心が働いて弱い心を打ち破ったんだね。
結果自分がどうなるか顧みずに、残酷な神を滅ぼした。
イーハンの決意も結構偉いと思う。悪政するような奴だったら、絶対に手放さないよな。
あ、シハナはむかつく。主観だけどwあとあの女も。名前はなんだっけ。
そういや一回もチキサの名は出なかったけど…チキサも好きだよ!
アスラが独裁者にならなかった、わりと真の意味で救った人だしね。