Part 1 からの続きです。
前線で 戦っていた将軍たちは、
何の経験もない小娘として笑い、
ジャンヌの言葉に耳を貸そうとしなかったものの、
「戦略など 必要なく、
神のガイダンスに 従えばいい。」
自ら断髪して、次々に敵を圧制したことで、
信頼するようになり、
> 突然、風向きが変わって、
追い風になったというエピソードも。
彼女の声に、疲弊した兵士たちも勇気づけられ、
活力を取り戻していた。
イギリス軍との激戦で、戦況を開くために、
先陣を切って砦を登ろうとした時、
敵の矢を受けて・・・・![]()
深い傷だったにも関わらず、
奇跡的に 命を取り留めたことで、
さらに団結力が深まり、
驚異的な回復力で、戦地に現れたことで、
イギリス軍も怖れを抱いて、大逆転の勝利を。![]()
その時も 捕虜を殺そうとした兵を
たしなめながら、
祖国を守る大義のためとはいえ、
多くの犠牲を伴ったことに心を痛めていた。![]()
ジャンヌは 戦地に赴く前に、
イギリス軍に 平和のために戦いを止めて、
フランスを解放するように、
何度も書簡を送り続けていたけれど、
全く耳を貸すことがなかった。
その時の手紙も そのまま残っている。
「ブルゴーニュ大公。私は伏して貴君に心からお願いいたします。これ以上、聖なるフランス王国と戦いを続けるのはおやめください。
聖なる王国の国土や城塞から、一日も早く軍を退いていただけますよう。そして私は、平和を愛するフランス国王の名代として、国王が名誉にかけて貴君との和平を望んでいることをお伝えします。」
-- ジャンヌが1429年7月17日にブルゴーニュ公フィリップ3世に宛てた書簡。
717・・・「開闢」として原点に帰り、
本来あるべき姿へと立ち戻って、新たに始まる日。
その後も 大軍を率いたイギリス軍に、
再度、撤退を促して・・・・
「戦えば また血を流す事になる。
それは イギリス兵士の血だ。」
二度と血をみたくない思いで、
泣きそうになりながら、
イギリス軍の撤退を 神に祈っていると・・・・
対戦しないまま 退去していき、
7ヶ月間もの間、侵略されていたオルレアンが
ジャンヌが加わってからは、
僅か 一週間で解放されることになり、
ビジョンで見せられた通り、
シャルルが 国王として戴冠。![]()
戴冠式が 行われたのは、
ランスのノートルダム大聖堂。
> パリのノートルダム大聖堂に
初めて入ったときは、
神界のバイブレーションを体感しながら、
ミサの振り香炉で 天界のポータルに入り、
聖堂内に響き渡る 美しい賛美歌で、
ハートが 昇華していくのを感じていて、![]()
> またしても、リアルタイムと同じ日。(!)

その時に 約束した通り、
翌年トランジション直後に帰ってきたときは
塔の上まで昇り、
夜は 荘厳な教会コンサートで、
再び 多次元トリップ。![]()
> ガーゴイル「待ってたよ〜♡」

白光の旅(2018)では、
満月のモンサンミッシェルから 入って、
白光の光で 統合していたところ・・・・![]()

その翌年、満を持して、
それまでの血塗られたフランスの歴史を、
昇華するように、
ノートルダムの塔が 炎で焼け落ちていた。![]()

稲妻で象徴される神の強力なエネルギーは、凝り固まった視野・精神・環境を破壊し、それを構成していた材料を、単純な素材の状態へと戻す。
その破壊を被った主体は、還元された素材を再び吟味し、取捨選択し、初めから構成し直さなければならない。
そうやって再構成された物は、以前の不完全さを克服し、より完全に近い物として組織される。・・・
> パリのノートルダムのジャンヌ
引き続き、パリ解放のために、
ジャンヌの軍が 戦っているとき、
約束した援軍をよこさなかったことで、
失敗に終わり、
人々が飢えて、苦しんでいても、
国王たちは まったりしていたり・・・・![]()
ジャンヌが イギリスの策略によって、
異端の罪で捕らえられたときも、
ジャンヌに救われた国民たちが用意した、
身代金を横領して、見捨てていた・・・・![]()
裁判の執拗な尋問に加えて、
兵士からも暴行を受けて、
精神的にも肉体的にも追い詰められながら、
神に問いかけていて・・・・
救い出そうとする司教に応じて、
一度は 罪を認めるサインをしたものの、
神の使いから、
これまでの信仰を 否定したことになると、
諭されて・・・・
肉体ではなく、
魂の解放を救うことを選んで、
炎の中へ 身を投じた・・・・![]()
この経緯だけをみると、
納得いかないことばかりで、
理不尽すぎるとしか思えなくて、
すごく切なく感じてしまったり、
フランスを救って、
シャルルを国王にした時点で、
ジャンヌの役割は 終わっていたとしても、
極刑の火あぶりとかではなく、
もっと安らかな方法で・・・と思いながら、
浮かんできたのは、
マサシのトランジション。
あの時のマサシは 満足しきった表情で、
安らかに微笑んでいたことで、
彼の魂を迎えに来たスピリットたちと、
天上界に昇っていくという、
私の中で 映し出されていたビジョンの通り、
痛みや苦しみを 感じないまま、
旅立ったのを確信していて、
ジャンヌも同じように、
肉体の苦痛を感じる前に 救われていたことや、
マサシの「水」に対して、
ジャンヌの場合は「火」だったことにも
意味があることを・・・・火水(神)
> 「マニカルニカ」のエンディング

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