今年は破壊と再生の年だ、と、あるサイトの年間占いに書いてあった。
6月29日に思いがけない事が起きて、7月5日、我が家は破壊を経験した。
今日は、父の初めての月命日。
好きだったお菓子を用意しようと思ったのに、どうしても買えなかった。
亡くなったのが突然だったから、好物を見るのもまだ辛い。食べる人がいないことを、まだ受け止められない。
だから買えなかった。
亡くなる数週間前の父の日に、デパ地下で、くるみ柚餅子を買った。今年は間に合わせで申し訳ないけど、と渡した時は、元気だった。来年の誕生日も父の日も祝えるものだと、信じて疑わなかった。
肉親の突然死は、天災に近いと先輩が言った。起こると予測していても、まさか、という意識もあって、立ち直るには時間がかかる。
再生は始まっているのだろうか。
緩やかで分からない。
きっと、泣かなくなる日は来ない。
来年の父の日に、くるみ柚餅子が買えたら、上出来だと思う。