おはようございます
さて、今日は
アメリカにいても生卵を食べたい
‼️
卵かけご飯を食べたい‼️
いや、正確には
納豆卵かけご飯が食べたい🍚🫘!
(因みにイタリア人🇮🇹夫のAmoは納豆が得意ではありません。
納豆外国人に不人気)
よく、外国の卵はサルモネラ菌が付いているので
危険だから生では食べられない。
お腹壊すよー??
など、聞くと思いますが、
私が昔オーストラリアやニュージーランドに
住んでた頃にも同じく
卵は生では食べちゃダメ🙅
と言われていました。
昔は、残念💦じゃあ諦めよう
でしたが、今は調べればなんでも解決する時代
生卵を食べるには↓
アメリカで売っている卵で1番簡単な方法が
Pasteurized eggs を購入する
(低温殺菌された卵)
なるほど!低温殺菌卵ね🤔
さっそく、近所にあるスーパーマーケット
5軒チェックしに行ったのですが
これが売ってない‼️
Trader Joe's
Whole foods market🥕
Zaber's
Farway
Citatella
全滅…
因みにスペルが似ている
pasture raised eggs
(牧草地で育てられた卵)
(写真はホールフーズマーケットで撮りました)
Pasture raised eggsなら
どこでも販売されていました。
そしてこの卵は、少なくとも10平米以上の広さで
豊富な芝生や餌のある環境で育てられていて
濃厚な旨みの強い卵ですが
低温殺菌はされていません。
Pasteurized eggs
低温殺菌された卵
pasture raised eggs
牧草地で育てられた
ニューヨークのマンハッタンといえば
大抵の物は買える!と前回書いたばかり
ですが、撤回です!撤回‼️笑
更に調べてみると
なんとアメリカ在住で
Pasteurized でない
生卵を食べている方がまぁまぁいる事!!!
つい先日もマンハッタンで日本の若い女の子と
話した時に、
「私、生卵でTKGで食べてますよ笑」
あ、もちろんお腹壊した事ありません。
との驚きの意見が。
そして、その何日か後に
ニューヨークに長く住んでいる
日本人女性2人と
話す機会があったので
と聞いたらやはり2人とも
Pasteurized(低温殺菌)でない生卵を
食べていました
1人は飲食系の職業の方ですよ
との事
更に調べてみると
多くの日本人が信じている
・日本の卵の衛生管理は世界一!
生卵を食べられるのは日本だけ
・日本は卵を殺菌消毒しているが
アメリカは生卵を食べる習慣がないので
殺菌消毒をしていない
・日本の卵は賞味期限が2週間なのに
外国のものは長すぎて信用できない!
などの言説は
全て都市伝説にすぎません
これは外国人に生卵を食べる習慣が無いことから
生卵を食べるのは危ないと考えられ
それを反映した言説であると考えられます
その上アメリカなどは、卵のパッケージに法律で
『加熱して食べるように』という注意書きを表示することが義務付けられているので、
生で食べることができないという印象が植えつけられたとも考えられます
日本とアメリカの卵の賞味期限の長さの違い
日本の卵の「賞味期限」は包装から2週間
卵が冷蔵されていない場所で売っていることもある
ので室温で保存された場合の期限が表示
一方アメリカの卵のパッケージに印刷されているのは
SELL BY DATE と呼ばれるもので
包装から4~5週間
アメリカでは法律により冷蔵保存で販売が基準
このように保存の状態が室温と冷蔵と異なるために
賞味期限に違いがあるだけで
実は卵の品質、鮮度には何ら違いはありません
因みに日本の卵も冷蔵庫(10度以下)での保存なら
生で食べられる期間は
最大約57日間とされています。
言うまでもなく
生卵を食べる際に注意すべきはサルモネラ菌
卵の洗浄殺菌消毒
サルモネラ菌が卵を介して
人に感染するには2つの経路があり
①卵の表面に付着している場合 (on egg)
②卵の中に菌がある場合 (in egg)
殻表面に付着している可能性は
日本でもアメリカでもほぼないに等しい
と考えていいようです
何故かといえばどちらの国でも卵の殻の表面は
洗浄殺菌しているからです
日本では次亜塩素酸ナトリウム150ppm溶液などで
消毒・洗卵しています。
次亜塩素酸ナトリウムとは
キッチンハイターなどのいわゆる塩素系漂白剤
そしてアメリカでも1970年以降は
3000羽以上の養鶏場においては
殺菌・洗浄が義務付けられています
アメリカの基準によると
洗浄に使用する溶液は同様の塩素系漂白剤です
また、洗浄の際は卵の温度より20度(華氏)以上
高い温度、90度以上の塩素系漂白剤溶液で
洗浄・漂白することになっています
(USDAより)
日米での違いは
このアメリカの温度指定以外には違いは見られません。
欧州では日本やアメリカと違い
卵の洗浄殺菌消毒は逆に禁止されています
卵の殻は表面をクチクラ層というフィルム状の
保護膜が覆っていて
産卵後の約18日間はこの保護膜によって、
細菌が卵の中に入るのを防いでいます
しかし、保護膜は卵の洗浄などをすると
簡単に失われてしまいます
これを防ぐために欧州の卵は
洗浄殺菌消毒などがあえて行われません。
そして日米と違い
鶏にワクチンを打つことによって
サルモネラ感染を防いでいます
イギリス🇬🇧
2017年秋より政府が公式に
「卵の生食」を解禁しました
どの卵でもOKというわけではないが
高級というわけでは全くなく
普通に流通している卵で
「ライオンマーク」がついているものであれば
鶏はすべてサルモネラ菌対抗ワクチンを
摂取しているためです。
イタリア🇮🇹
カルボナーラ、ティラミス、ザバイオーネ等
火を通さない卵を使う料理が多いため、
もともと日本と同じく
生食を考慮して生産されています
フランス🇫🇷も同様
▶︎アメリカ…日本と同様出荷時に洗浄消毒殺菌が
義務付けられている
▶︎欧州…ワクチン接種により厳しく管理され、
保護膜を取らずに出荷
このように欧州やアメリカの卵は
実は日本と何ら品質は変わらず、
特に新鮮で冷蔵保存された卵だったら
安心して生で食べることができます。
との事なんだけど、
どうすれば殺菌出来る🥚❓
サルモネラ菌、病原性大腸菌
カンピロバクターなどの
食中毒菌の多くは
75℃ 1分間以上の加熱
又は
65℃ 5分間以上の加熱
でほとんど死滅するそうです
なので、
こういった保温性のあるダブルウォールの容器や
(これはBodumを使用)
冷めにくい厚めマグカップに
そっと卵を置き
沸騰直前のお湯を注ぎ1分待ちます⏳
それで、殺菌終了‼️
これで、気持ち的に
更に安全な生卵が食べられます
私はやった事ありませんが
2〜3個まとて必要な時は
厚手のお鍋にお湯を張っても良さそうですね
ここで、大切な注意点⚠️‼️
・作り置きはせずに使う時に必要な分をする
・ヒビの入った卵は生では絶対に使わない
・新鮮な卵を使用する
卵とサルモネラ🦠についてとても
詳しく研究されている研究所
こちらから参考にさせて頂きました
妊娠中、子供、お年寄り、お腹の弱い方には
日本にいても卵に関しては同じく
注意が必要だとおもいますが
私は自己責任で
今後この方法で
生卵を食べていこうと思います
とりあえず、カルボナーラも食べたいなぁ笑
では、またね
ciao❤️