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緑が美しい季節になり、春雨の東京は最低気温でも17度と過ごしやすい日となりました。

GW初日の本日楽しんでいるのが 中国ドラマ 「 三国志 」

 

 

NHK人形劇「三國志」を見、吉川英治著「三国志」を高2で読んで以来の三国志ではありますが

ドラマを一言で紹介すると いわゆる 「三国志とは別物」 です。

 

三国志 では、フォーカスされない 漢王朝皇帝を主軸に展開するストーリー。

3話からスタートし、今日は 15話を見ていますが、劉備・孔明・五虎大将と言った有名キャラは一切登場せず(笑)

とは言っても、三国志がベースにあるので、三国志初めての方には登場人物を把握するのに苦労しますね きっと (笑) 時代物によくある 名前が複数(字名、通称、役職等)持っているキャラが多く 「  誰だっけ?」となります。慣れるまでは字幕注視必須です。

名前のみならず、登場人物が多いので顔を覚えるのも大変(笑)

 

 ですが、強くお勧めできるタイトルです。

 

個人的には、曹操の参謀達「荀彧」「郭嘉」が登場した際はイケメン設定に「おっ?」

 

そうなのです。

このタイトルは別名「美男美女ドラマ」

画面が整っているんですよね。

日本人好みの美男美女。

 

見やすいのも魅力ですが、何と言っても内容がいいんです。

 

時代と政局、怒涛のうねりの中で展開する  劉平の成長と漢王朝の今後、仲達VS郭嘉等の頭脳戦、それぞれの恋模様( 皇后と義弟・仲達と唐瑛・郭嘉と任紅昌等 ) と みどころ満載です。

 

個人的には、聡明な趙彦のいじらしいまでの誠実さに切なくなる15話。

タイトルの 「趙彦の執念」を「趙彦の覚悟」へ変更したいほどでした。

幼馴染として育った薫妃への思いと自責の念は悲しいく痛々しいラストとなります。

仲達同様、幼馴染の存在の大きさを感じます。

 

切ないと言えば、唐瑛のために尽くし、自ら散った王子服の純愛もストーリーに深さを添えました。

 

天才的な分析力とその発想で常勝の軍師郭嘉。

どこか寂しげで飄々とした端正なイケメンですが、女好き設定。

でも、お相手の任紅昌と並ぶと、若く見えます。

今後は、持ち前の智謀で司馬家随一の策略家の仲達との駆け引きに注目です。

 

主要キャラ以外のキャラクターも魅力があり、見ごたえ がある本作は 続きが見たくなるドラマ として

間違いない タイトル。

 

全50話 にほっと したのは初めです。

まだ、楽しめるのですから。