今日のTVは
イチロー選手三昧の一日でしたね。
引退会見での
最後の質問に対する答え。
アメリカに来て、
メジャーリーグに来て、
外国人になったこと、
アメリカでは僕は外国人ですから。
このことは、外国人になったことで
人の心を慮ったり、
人の痛みを想像したり、
今までなかった自分が現れたんですよね。
この体験というのは、本を読んだり、
情報を取ることができたとしても、
体験しないと
自分の中からは生まれないので。
孤独を感じて苦しんだこと、
多々ありました。ありましたけど、
その体験は未来の自分にとって
大きな支えになるんだろう
と今は思います。
だから、つらいこと、
しんどいことから逃げたいというのは
当然のことなんですけど、
でもエネルギーのある元気のある時に
それに立ち向かっていく。
そのことはすごく
人として重要なことではないか
と感じています。
お腹すいた。しまったね、最後。
自分の言葉で語る。
自分の体験を語る。
自分の思いを語る。
野球選手として、というより
ひとりの人間として大切なことを
たくさん語っていたけれど
驕ることなく
シリアスにもしない
彼の言葉選びと姿勢に
最後まで痺れます
彼の発する言葉以上のもの。
彼の残した功績以上のもの。
「イチロー」という存在からの
大きなギフトを受け取りました
野球ファンではないけれど
たくさんの希望をありがとう