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旅大好きirisのブログ

上海在住6年を経て2015年春に福岡に帰国したバリバリの九州人…毎日の備忘録。趣味は旅と乗馬と犬の散歩。ワインが好きすぎてソムリエの道に(^^)JSAソムリエ、JSAsake diploma 、日本語講師、色彩検定1級、パーソナルカラーアナリスト

サントリーニ島のもう一つのおすすめがDomaine Sigalas

私が泊っているイアの麓にあります

イアは高台で必ずこの辺りから急な坂を登っていくのですが辺りは一面の葡萄畑です


まずはスタッフのマリアさんが畑を案内してくれます


ワイナリーの隣に背の低い ぶどうの樹が横に這うように生えています


同じくポーランドから来たカップルとマリアさんから話を聞きました

サントリーニは紀元前16世紀に海底火山の噴火によって出来た島で、浸食してカルデラ状になっている三日月型の島です

サントリーニ島は外輪山にあたります

サントリーニ島のすぐそばにあるネア・カメリ島は現在も活火山です(無人島)

よって地質は火山岩でありpumiceいわゆる軽石がゴロゴロ転がっています

軽石は保水性に優れ、スポンジのように水を吸って地層内で保持してくれます

サントリーニのブドウの仕立ては独特です

Koulouraと呼ばれるバスケット状にブドウの木を仕立てます

横に伸びた枝を円形に巻いていき、バスケットのようになります

バスケットの中にブドウがなるようにし

強すぎる直射日光と北西から吹く強風から守っているのだそうです



また世界中で流行ったフィロキセラ害からも島だったため、奇跡的に逃れることのできた数少ない島です(アマルフィやチリなど)

現在フランスのブドウ樹は19世紀後半にフィロキセラ(ブドウネアブラムシ)によって全滅の危機になりましたがフィロキセラに耐性のある北米系の樹にヨーロッパ系の樹を接ぎ木したものです

だから純粋に自根のブドウの樹でワインを作ることはとても希少価値が高いのです

黒ブドウは通常の仕立てでした

バスケットにしているのはアシルティコのようです



シガラスのこの見学では

ワイン作りに関しての説明と

ギリシャ料理とワインのマリアージュを楽しむことができます

事前予約で1万円弱です

ポーランド人カップルと一緒にテーブルを囲みながらマリアさんがサービスしてくれました

料理はたくさん出てきます

これはブドウの葉っぱでお米を包んだもの

甘くないですが見た目は桜餅みたいですね


これMr.Sigalas(オーナー)が今取り組んでいるキュベ

7クリュ シリーズ

島内の7つの村ごとに仕込んでいるキュベです

テロワールをもっとマイクロに表現したいということらしいのですが

たしかに飲みくらべてみると

同じビンテージ、仕込み、ブドウ品種のはずなのですが

全然違います


こちらはアギオルギティコの赤


タコのオリーブオイルソテー

サントリーニはイタリアと同じくタコの料理が多いですね


地元のサラミとチーズ


カサゴのソテー

マンディラリアの白



最後はやっぱりヴィン・サント!



とにかく食べ物は本当に美味しいし

ブドウ畑の先に海が見える絶景

16時に訪問したから実質早いディナーになりましたが

夜予約してなくてよかった

ポーランド人カップルはディナー予約したけどさっきキャンセルしたーと笑いながら

そうそう、無理よね、もう食べれないよねって



ワイナリーからイアまで歩くと30分
くらいだったので腹ごなしに歩いて帰りました

美しい夕暮れとブドウ畑をみながら

歩くのは本当に気持ちよかった


ブドウは厳しい環境のほうがよいワインができます

本当にこの地は厳しい

だけど

豊かな自然と海の恵みに守られている

この島がアトランティス伝説の島だというのも

なんだかそうかもしれないなと思います

ワイン作りは文化です

ワイン作りを通してその国の文化が見えてきます

そういう意味ではワインが好きでよかったなと思います