夕陽に染まるイアの街
イアはちょうど島の西側にあるため街の突端に夕日が沈んでいく感じです
ヨーロッパの夏の日没は遅く9時ごろです
突端にいく道は狭く、たくさんの人がおしよせるため、初詣状態
前に進めません
彼らは日没を見て帰っているところですが
私は突端へ向かっています
日没後の青の世界になっていくのがすきだからあ
人をかき分け
たどり着いた突端からは
絶景でした
これを見るために世界中から人がこの島に押し寄せるのです
ギリシャの風車のシルエットが印象的です
この辺りまで来ると人がほとんどいません
イアの街のホテルは断崖絶壁に建っているため
この辺りだと夕陽が部屋から見えるでしょう
30分ほどですっかり暗くなりました
レストランやお店は割と遅くまでやっているようです
翌日は早起きして日の出をみようとすっぴんで出かけました
昨日とは反対から当たり前ですが日が昇ります
誰かが投げた塊肉を犬と猫が分け合っていました
猫の多い島ですが犬もいます
首輪をして放し飼いにされています
ここには中国人の結婚の撮影隊がいました
ウェディングドレスを着た花嫁がポーズを指示されているのを横目でみながら
朝は光が柔らかくて写真が美しくとれるし
何より人が少ないからだと思います
本当にたまに猫が横切るくらいで誰もいないのです
サントリーニ島は
人がもう少し少なければとてもよいのですが
なにせ多すぎ
朝の散歩は
この島の美しさを実感します
夕日もいいけど
朝のサントリーニ島のほうが
私は好き
海は青く輝き
涼しい海からの風が吹いています
きっと素朴な島が観光地化され
今のような姿になったと思いますが
人々がここに何を求めてくるのか
私はワインだったし
中国人の花嫁は輝かしい未来のための証
だったのかもしれません