1日目の夕食は狎鴎亭の「クォンスクス」へ
狎鴎亭ロデオ駅から徒歩7〜8分
ストリートは色んなお店があるけれどさすが江南
オシャレ系なお店も多く停めてある車も欧州系の高級車
店はビルの二階にある
スマートな店員に名前を告げるとすぐに席へ通してくれた
実は韓国語に堪能な妹が先日電話して予約してくれた
新羅ホテルのラヨンを予約しようと思ったけれどさすがミシュラン三ツ星、満席だった(新羅ホテルに泊まっていればなんとかなったかもしれないけど)
予約のメールを送ったのに返信が来ないから妹が電話してくれた
お店側は予約メールがたくさん来るから返信が遅くなっています、と謝ってたと言っていたが
結局やはり電話で聞くほうが良いのかもしれない
後で知ったのだけど
シンプルで新しいスタイルの韓食を出すソウルでもっとも予約が取れないと言われている韓食レストランで3つ星に最も近い2つ星と言われているらしい
このレストランのこだわりは全て国産、醤油などの調味料は自家製、そして季節のものを織り交ぜて作るというもの
それはどこか日本の精進料理か懐石のようだなとふと
妹様々です
さて
アペリティフは何になさいますか?
スマートな店員が流暢な英語で聞く
グラスのシャンパーニュは
フランソワーズ・ベデルのスタンダードキュベ「secret」
ロゼはマルサネロゼだったし赤はキャンティクラシコ(生産者は忘れてしまった)
その他ワインリストもしっかりあり、伝統的なお酒もあり
食前酒にはシャンパーニュ
ウェルカムドリンクは「酒案床(チュアンサン)」
山廃のような香りと味で日本人には馴染みやすいと思う
美しい台に前菜が運ばれてきた
Welcome Drink with Small Appetizer
前菜は自家製ビーフジャーキーに自家製のカラスミ、パンプキンとエビのスープ、タコのゼリー寄せ
カラスミとお酒が合う
完全に酒と肴🍶の世界
Zucchini Flower Dumpling and Cold Bean Soup with Seasonal Fruit
どうやらズッキーニのお餅に冷たいスープがかかっていてほのかに甘い
これは食べたことのない味
Seasonal Dandelion Noodle with Perilla Oil and Smoked Sea Bream Sashimi
麺の上に刺身が乗っていて更にタンポポの葉をのせて食べる
ペリラオイル すなわちエゴマ油のソースが上品ですっきりしていて美味しい
イタリアンでいうプリモ・ピアットか?
メニューとは違うものがあったのだけど
白身の魚のグリルにソースは辛いソースで
これでようやく私達が思う韓国らしい料理が来た
次に私が今回最も好きだった料理
花ズッキーニの花の中にはエビのすり身が詰めてあって黒いマッシュルームのソースを絡めて食べるのだけど
ソースも素材もその相乗効果といったら!!
私は思わず「あぁ美味しい!」と叫んでしまいたいほどだった
フレンチでもイタリアンでもこの味は出せないだろうし和食の領域でもない
次にお口直しの桃のソルベ
あぁもう完璧すぎる
最後にメイン
Wet Aged Korean Beef Striploin Steak with Black Sesame Dubu Jang
韓牛のステーキに黒ごまのソース
うーん、柔らか
韓牛のサーロインは霜降り感はないけれど肉の旨味がハンパない
最近赤身肉ブームだけにこれ素晴らしい
でも聞くところによると韓国は牧草地が少なく牛を飼うのは大変だからものすごく手間暇かかるので高級らしい
このお肉、日本でいえば神戸とか松坂あたりになるのかな
神戸もすきだけどこれはまた違う意味で好き
最後にデザートとプチフールとコーヒー
これでコースは一人150000W程度(10000w=約1000円)
お酒飲んで20000W弱
本当にフレンチのフルコースのような懐石のようななんとも形容しがたいモダン韓国料理?
とにかく優しい味なのでお酒も進むし胃もたれしない
ランチではやはりこの満足度はないと思うのでディナーで来れてよかった٩( 'ω' )و
妹に再度感謝です。。









