私は人が多いのが苦手だ
だから東京も苦手
でも仕方ない、今日は渋谷に行かなきゃならない
渋谷の駅から繁華街を進むとごちゃごちゃしたビルの中に入る
エレベーターで上がるとそこは別世界なのだ
今年は2回めになる
先日「ワインスペクテイター誌」のベスト・オブ・アワード・オブ・エクセレンスを受賞したばかり
ワインの品揃えに関して世界的評価を得たということ
今日はブルゴーニュの一流生産者の会ということで
ラヴノーから始まり
コント・ラフォン、ルフレーブ、ルソー、ルロワ、ジャッキー・トルショー、ルーミエ。。。
まあビンテージは別にして一流中の一流ばかりよくもまぁ、、
お料理はすこし控えめに
実はジャッキー・トルショーのクロ・ド・ラ・ロッシュ2000は1年ほど前飲んだことがあったので更に1年後に飲むのが楽しみだった
想像以上に素晴らしくて、香りは華やかで複雑、クリアで透明感のある作り
クロ・ド・ラ・ロッシュにしては色が薄くなっていたけれど素晴らしくて何度も唸った
ルーミエのボンヌ・マール2000も素晴らしかったがあと5〜10年後に会いたいかも
ルソーは始め開いていたもののすこし経つと閉じてしまった
2005ビンテージはあまり飲んだことなかったのであぁこんな感じか、と確認はできたけれど
でもルソーの香りはしっかりキャッチできたので満足
ルロワがイマイチだったこと(ひねていた?もしくはヴォルネイ・サントノだったから?とにかくルロワらしくない感じ)を除けば満足できるものばかり
外にでると相変わらずの渋谷だった
ワインは一期一会
開けるタイミングと保存方法とその全てが完璧に揃った時に
満開の花を咲かせる
その花は香り高く、神々しい
一度その芳しさを知ってしまうと
また求めてしまう
素晴らしいものに出会うチャンスは少ない
生きている幸せを感じるのは人それぞれだが
私はすっかりバッカスにそそのかされてしまったようだ








