場合によっては
「すみません」をよく使う
例えば
お店で食事が終わって従業員にお茶をくださいと頼む。お茶を入れてもらって
「すみません」
本来なら「ありがとう」といいたいところだが
割と皆「すみません」が好きだ
すみません、は謝罪、感謝、依頼の気持ちを示す便利な言葉であるが
すみません、を頻発するのはどこか幼稚な感じがする
だから
ありがとう
の場面では
なるべくありがとうを使うようにたしているのだが
ありがとう
の返答の定番として
「どういたしまして」がある
どう(どのように、何を)
いたす(するの謙譲語)
ます(丁寧語の助動詞)
て(反問的用法の助詞)
で「何をしたわけではありません」
(だから気にしなくていいですよ)
これは
英語のThank you
に対する
You're welcome
No worries!
中国語の
谢谢に対する
不客气
不用谢
などと訳されるが
ものすごく
へりくだった感じがするのは
日本文化ならでは
と感じる
いやいや、感謝されるような大したことしてませんよ
というニュアンスかな
何気なく使っている言葉
言葉使いにその人の人柄がでる
残念ながら最近では
大人なのに敬語と謙譲語が間違っていたり
上品な物言いの方が少なくなった
あと日本語のボキャブラリーが少なく擬音語を多用するような男性はちょっと残念感。。。
意識してみると日本語はとても面白い言語である