世界一の焙煎士「豆香洞」 | 旅大好きirisのブログ

旅大好きirisのブログ

上海在住6年を経て2015年春に福岡に帰国したバリバリの九州人…毎日の備忘録。趣味は旅と乗馬と犬の散歩。ワインが好きすぎてソムリエの道に(^^)JSAソムリエ、JSAsake diploma 、日本語講師、色彩検定1級、パーソナルカラーアナリスト

雨の日曜日

でも今日しか時間がない

思い立って車を走らせた

もはや福岡では超有名な

「世界一の焙煎士」後藤さんのお店

豆香洞

{059904C8-2F5E-48A6-A548-52D78BFF0D77:01}

白木原の駅の線路沿いをちょっと歩くとひっそりとその店はある

リバレインの中にも店舗があるが

やはり本店のこちらでぜひいただきたかった

店の入り口で焙煎をしていて奥にはカウンターとテーブル席

すでにお客さんでいっぱい

カウンターに座って

豆を注文し

一杯だけいただこうかしら




{411795E2-18BD-4D4A-96A4-CEBAA2B0A1F8:01}

私は豆を挽くのが好きなので豆のまま、ブレンド、コスタリカ、エチオピアなどを100ずつ袋詰めしていただき



{239A9B2A-8665-4931-8436-D40F9B86E7DF:01}


ラベルがめちゃ可愛いのも嬉しい♡

私は

スマトラというマンデリンのウルトラグレードのものをオーダー
{00A13794-FA07-4D78-931C-27BAAD82AA1B:01}

こちらはペーパードリップなんだな。。かなり時間をかけてゆっくりと抽出している

そしてちゃんとティスティングしている

10分後に出てきた

{590EEA9A-7C30-4897-82FB-54B3362AC451:01}

深煎りのスマトラ

私は実はあまり深煎りが好きではない

ワインにも共通するが

ボルドー的なロース香、重いアタックより

ブルゴーニュ的な酸味、軽い味が好きだ


コーヒーもシアトル系の例のコーヒーなどはあまり好きじゃないし

コスタリカのように酸味と軽い上品な後味が好き

やはり嗜好品は好みが似るようね

その私が強い、酸味のないマンデリンにしたかといえば

15時、ちょっと眠かったからだ

ここに来るにはまた40分かけて運転して帰らなければならない

案の定、強いロースト香と苦味、、
しかし
不思議と美味しいのだ


透明な液体がスルスルと入っていく

エレガントでさえある

マンデリンはブルーマウンテンが日本に入るまでは最高級だったと聞いたことがある


学生のころ

喫茶店でアルバイトしていた

その時かじったコーヒーの知識だけど

コーヒーは奥が深い

最近はマズいコーヒーも増えたが

美味しいコーヒーも増えた

焙煎以外にも淹れ方が影響するから

それもまた面白い


私が店にいる間に次々に人が入れ替わり、

常連さんで溢れかえっていた

静かではないが

妙な活気があった

「大丈夫ですか?苦くなかったですか?」

私が買った豆と明らかに系統が違うのを見抜いた店の女性が聞いた


「苦味、が今日は欲しかったんです。今日は」

そう、たまに好みじゃないとわかっていても試したくなる

そんな時は心身ともに元気な時だ

おかげで目が覚めた私は

40分の車内

一人カラオケ的に歌いまくって軽いドライブになった

コーヒーのために往復1時間

私もかなり執念深い