定期演奏会で思うこと | 旅大好きirisのブログ

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上海在住6年を経て2015年春に福岡に帰国したバリバリの九州人…毎日の備忘録。趣味は旅と乗馬と犬の散歩。ワインが好きすぎてソムリエの道に(^^)JSAソムリエ、JSAsake diploma 、日本語講師、色彩検定1級、パーソナルカラーアナリスト

すここ2週間

何度も夜7時に学校近くまで心配で迎えに行った

徒歩で帰ってくる娘は人気の少ない住宅街を通って帰らねばならず10分程とはいえ、あたりは真っ暗だから

定期演奏会に向けて朝も早く行き、休み時間には練習し、もうはたからみていても

やりすぎよ!

と怒りさえ覚えるくらい

ベッドに崩れ落ちるようにして寝る娘を見かねて

何度か学校生活に支障がでるようなら部活はやめなさい!!

と言ってしまった


そして

そんな気持ちのまま

定期演奏会を迎えたのだ


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娘のパートはトランペット

トランペットになったと聞いた時

正直え?なんで?

なぜフルートやクラリネットじゃないの?(私自身が木管楽器好きだという理由だけで)

なんか勝手にトランペットって「男性的」だと思ったからだ


入部してすぐに先輩たちによる新人チェックが入り

色んな楽器をやらされたそうで

音を出すのが難しいとされるトランペットで

一年生で唯一音が出せたから

というのがトランペットになった理由

もはや断れない状態になり…


会場は福岡での屈指のコンサートホール

奇しくも私が小学生6年生の時、福岡県の器楽コンクールで金賞を受賞したホール

その時は

スッペの「詩人と農夫」序曲だった

ライトが思ったより眩しくて、暑くて、会場の人も全然見えなくて…



そんな思いに浸りながら

演奏が始まった

スローなイントロは木管楽器が滑らかに奏でる

彼女の表情は硬い

いままで見たことがないくらい硬い表情だ

構えたとたんに

鮮烈なメロディーラインが耳に届く

そう

トランペットは弦楽器でいうバイオリンと同じく主旋律を担当することが多い

ああ、この旋律の一部を彼女が担っているのだ(トランペットは5人しかいない)

私は演奏に聴き入りながら

数々の有名オーケストラの演奏を生で聴いてきたはずなのに

贔屓目だろうけど

熱く感動したのだった


なんだろう


「必死感」

みたいな

気持ちのオーラというか…


痛く私は

「やめたら?」と言ったことを反省した


音楽を演奏する

あの気持ち

みんなと一体になり、自分自身もその小宇宙の中で星となって輝く

すっかり

忘れてしまっていた気持ちに気付いたこと


帰ってきた娘に言った言葉は

「感動した!絶対に部活はやめないで
(いいようにしようね)!」

娘は

「当たり前よ、私が辞めたら誰が将来ソロやるのよ」

がんばって続けてください

楽器は一生の友人だと私は思っています