日田に行ったらどうしても行きたい所があった
そのお店を知ったのは
近くのスーパーの産直コーナーで
野菜や果物と一緒にパンが売られていた
3個で300円
ビニール袋に入れられたブリオッシュやメロンパンは生産者の名前だけが書かれてあった
家に帰って食べてみると
見た目の普通さと違って
なんとも言えない暖かい自然な旨味が口に広がった
これはただ者じゃない!!
そう思ったらこの人はだれなんだ⁉︎
気になる…
ネットで調べたら少ないながら情報が出てきた
日田の山奥で
「おかあさんのパン」というお店をしているという
ようやく
今回尋ねることができた
国道からさらに山奥に入った場所にあり
私の小さな車でもやっと入る狭い道を進む
築100年以上の納屋がパン作りの場所
中では数人の女性が忙しくパンを焼いている
おかあさんのパンという
おかあさんに今回お会いできた
神川久子さんという
おかあさんにはもうお孫さんがいらっしゃって
この日もお孫さんのおせわを店の端でしていた
私が福岡のスーパーで見て来たんです
というと
まあ、わざわざ…名前しか載せていないのによく分かりましたね!と嬉しそうに笑ってくれた
私が感じた、ただ者じゃないな
は当たっていた
本当にパン作りが好きで好きで
たまらなくて
こうやって作り続けている
おかあさんに
大事なことを教えてもらった気がする
好きなことを極めること
それは本物になる
実直に丁寧に妥協なく
そんなパンが美味しくないわけがない
今は海外から洒落たパン屋さんがたくさん出店してるけど
美味しいけど感動がないのは
その作る過程に
ストーリーが見えないからかもしれない
この大自然と水
作る人のストーリー
ここに来てよかった
ちょっと遠いけど
今度スーパーで買う時はここの風景を思い浮かべよう



