今日は、知識は経験して初めて自分のものになる、というお話です。

おはようございます。
今日も知恵の気づきがありますように(*^-^*)


先日ふっと思い出して改めて気づいたことがあります。

娘がまだ中学生くらいだったころの話です。
具体的な内容は忘れましたが
娘のなにかの出来事に対して、
母として、「それはこうしたほうがいいんじゃない!」
とアドバイスしたとたん、

「お母さんは経験してるからそう言えるけど
私はこれから経験するんだからそんなこと言わないで!!」
って・・
泣きながら訴えるんです!!

えっ  意味が分かりません!!( ̄_ ̄ i)
親として娘が少しでも良くなるようにアドバイスしているのに
すごい勢いで怒り出すのです。

そのときは私の思いが伝わらないなんて、
と、悲しい&怒りの感情がありましたが
今になって、娘の言う通りだったとすごくわかるんです。

知識は巷にいくらでもあって、学ぶことは多いと思いますが
実際に自分で、
考えて、
経験して、
痛い思いをしたり
達成感を味わったり・・

そんな小さな積み重ねで人間て成長するんだな~  って!!
いくら良い知識を知っていても、実際に経験しないと自分の知恵にはなりません。



当時は私も、まだ中学生だから未熟だしいろいろ教えておかないとって思っていたんですね。
確かに教えておくべきこともありますが、
自分の経験上の知恵でこうすべきだ、と押し付けるのは傲慢な気がします。
同じような経験でも、人によって学ぶところ感じるところは違います。

私自身、自分らしく生きることがその人にとって一番良い生き方と思っていたにもかかわらず
自分の価値観で押し付けていたんだと反省しました。


そして
もう二十歳を過ぎたその娘が、最近言ったんです。

「先生がね、

『他の子には、こうしたほうがいいよ、とか
こうしてみれば、ってアドバイスするんだけど
〇〇ちゃんは(娘のこと) なんでも自分で考えて自分で行動するから、放し飼いでも大丈夫だ!』

って言うの!!」

えっ 放し飼い って(;´▽`A``  
まっ いっか!!
でも、嬉しそうにそういう娘をみて、ああこの子は大丈夫だな!って、
ここまで自立できた姿を見て、母としてちょっと誇りに思いました(*^-^*)