青木繁展 | アイリスの扉 

アイリスの扉 

          ブギ浮きI LOVE ME

アイリスの扉 

京都国立近代美術館にて「青木繁展」を最終日の7月10日に見てきました。
初の西日本における大々的な回顧展。
いやー、マジ素晴らしかったッス。

$アイリスの扉 
「海の幸」というこの作品を見れば、ピン!とくるかな。
美術の教科書でおなじみの作品ですよね。本物を見ることができて、感激しました。
$アイリスの扉 


とにかくすごいデッサン力に圧倒されっぱなし。
ちょっとした風景のスケッチでさえ、草の匂いや風のささやきが感じさせるのです。
そして神話や聖書を題材とした物語性漂う空間にメロメロ。ため息・タメイキ。

彼の心の繊細さと大胆さ、自信がカンバスの上で結実して、見るものに深く語りかけてくる様でした。

もっと早い時間に行ってジィィーーくり見ればよかったぜ・・・
(ほとんどが石橋美術館とブリジストン美術館の所蔵品ですが、「あらぁ、こんなとこが所蔵してるのね」という作品もあり!笑 )

絵画のほか手紙も展示され、青木の享年28歳という短い生涯をより立体的に捉えるような構成。
残された手紙(達筆すぎて現代人には読めへん。たった100年前の、明治時代の手紙なのにさぁ)から彼には素晴らしい友人いて、青木の死後にその業績を残すべく友人たちが奔走したことも分かる構成となっていました。

$アイリスの扉 
京都近代美術館はホント、ハズレのない展示をします。
作家の選択も展示の構成方法、いつも面白い。
東山の山々と琵琶湖疏水を眺める素晴らしい立地も企画を後押しをして(?)、人気の美術館ですよね。


個人的にはせっかく大阪にできた国立美術館ももう少し頑張ってもらいたいと思います。
箱は立派なんだけど、横のプラネタリウム見て、帰りに寄る気にならへんねんなぁ・・・

と、帰りに寄った出町柳からの夕日を眺めながら思うのだぁ。

$アイリスの扉