美雪はまず、私の友人関係について話してくれた。
「翡翠には私ともう1人、湊(ミナト)という幼なじみがいるの。
私達3人はいつも中がよかったわ。
・・・ただ、湊が高校生になってから女癖が悪くなっちゃって・・・
2人で呆れてた所。
だいたい私と翡翠は昔と変わらず一緒にいたわ。
クラスメイトや他のクラスの友達とも仲良かった。
しいて言うなら、翡翠のカリスマ性、とでもいうのかな?
誰にでも訳隔てなく接するから誰からも人望が厚かった。」
そういって私のことを話すけどやっぱり私にとっては「与えられた情報」でしかなかった。
皆私に直接は言わないけど、目や表情が「早く思い出してほしい」と語っていた。
私だった思い出したい。
でも思い出せないものは思い出せないんだ。
そんなもどかしい気持ちを抱えて私はこれからも生きていかなければならないのかと考えていると気落ちしてしまう。
でもそれが「現実」なのだから仕方がない。
他人がどれだけ私に干渉してこようとも、どれだけ私が思い出そうとしても現状が変わるわけじゃない。
この時から私は自分の記憶がもう戻らないことを悟った。
病院の先生は逆向性健忘とは伝えられなかった。
それなら思い出す確立はあるかもしれない。
でも、あれだけ周りが必死になっているということは・・・・心因性のもの、ということ。
別にこれが必ず思い出せない、というわけではないと思う。
しかし、逆向性健忘より思い出す確立は低いと思う。
心にストレスや精神的なダメージが消えてしまうまでは・・・
これからの私は「与えられた情報」の中で自分を探すにも探せず、途方にくれる毎日を過ごしていかなければならない、ということ。
それらの日々は私にとってはとても苦痛でしかない、というのは否でも予想が付く。
きっと途中で挫折して死を選ぶ可能性だって出てくる。
それでも、私には『今』があるから生きなきゃならない・・・・
『自分の為』ではなく『他人のために』・・・―。
心を押し殺して・・・・・―。
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よく分からない区切りになりました・・・
書いてる過程で文章がまとまってないことに気が付いた。
そして一応これで終わりです。
本当はもうちょっと続く予定でしたが思ったより書くことがなくって・・・
ここで終わりになりました。
こんなよく分からない文は読まないほうがいいかも・・・
(書いてる自分が言うのもなんかアレだけど・・・)
次はまた何か考えようかな~・・・
長編はきっと書けないから短編の連載物書きたいなぁ~・・・
2012 07 20 七虹架
お題/ 雲の空耳と独り言+α 様