眼精疲労ケアアイクリーク代表の加藤真理です。
小学1年生からタブレットを使ったICT教育が始まり、
子供の目の健康について心配されています。
ご両親にしてみれば、
子供の目の健康への漠然とした不安があると思います。
2022年に埼玉県ネットアドバイザーの方々を対象に
『子供の眼精疲労』というテーマでセミナーを行いました。
このセミナーをきっかけに
これから推進されるICT教育に伴い、
本来眼精疲労とは無縁のはずの子供たちにも
眼精疲労が深刻な問題になってくると実感しています。
一言で子供と言っても眼精疲労に関しては、
小学生、中学生、高校生で対策が違います。
まだ素直に親の言うことに従う小学生のうちから
目に負担をかけない意識と方法を身に着けることがとても大切です。
今の子供たちは一生様々なデバイスと付き合って生きていくのですから。
まず身に着けてほしいのがタブレットを見る時間です。
眼科では「30センチ30分」と言って
長時間近くを見るときは30センチ以上離してみることと
30センチの距離で見る時は30分ごとに休憩するようお伝えしています。
ゲームなら30分やったらほかのことをするように、
タブレット端末は30分見たら20秒間遠くを見るようにと、
30センチの距離の近見時間は30分までということを
幼いうちからぜひ刷り込んでいただきたいと思います。
特に30分ごとに画面から視線を話してしばらく遠くを見ることは
仮性近視や眼精疲労を防ぐために
大人になってからも実践してほしい習慣です。
正しい姿勢で見ることも幼いうちから習慣づけていただきたいです。
子供はつい夢中になると画面や本に目を近づけてしまいます。
タブレットやスマホや本は必ず30センチ以上離してみることを常に厳守するよう
親が見守り注意してあげることが必要です。
身体をひねったり横になって本やスマホを見ていると
左と右で目からの距離が違ってしまうので、
視力に左右差が出る原因になります。
正しい姿勢は子供の頃にしっかりと身に着けてください。
子供にとって成長ホルモンが分泌される睡眠はとても大切です。
就寝前のブルーライトは睡眠の妨げになりますので、
寝る1時間前からスマホやゲームなど
ブルーライトを発するデジタル画面は見ないこともしっかりご指導ください。
小学生の子供は成長期で眼球の形態が環境に順応しやすいため、
近見時間が長いことや悪い姿勢が近視化の要因になります。
また低学年のうちはまだ視力の良い遠視の子供が多く、
視力が良い子ほど目への負担も大きいです。
近見時の時間と姿勢に関しては、
親がしっかりと注意して身につけさせてください。
それが様々なデバイスと上手に付き合っていくための
一生の宝になります。
子供の目を守るための礎は幼いころから身につけた習慣です。
その礎をしっかりと築いてあげるのは親だけです。
