最近、物件の管理や空室対策のコンサルティングの
依頼が増えています。
空室対策にはまず、当たり前のように
原因の把握が重要です。
まずは、大きく分けて2つのパターンがあります。
そもそも内見者がいないのか?
内見者はいるけど契約が決まらないのか?
のどちらかです。
内見者がいないのであれば、まず内見者を増やす
対策をしなければいけません。
自分の足と仲介会社へのヒアリングで
内見者がいない理由を探してみましょう。
内見者がいないということは成約するはずがなく
不動産業者さんがあなたの物件を紹介してくれて
いない可能性が高いです。
では、なぜ不動産業者はあなたの物件に
入居者を紹介してくれないのか?
家賃が市場と物件にあっていないのか?
競合物件と比較してみてどうか?
何か、セールスポイントはあるのか?
不動産屋さんへのインセンティブが足りないのか?
仲介会社から本音を聞いて原因を把握し
対策を立てましょう!
次は、内見者がいるのに契約が決まらない場合。
こちらは立地や家賃は概ね納得していると思います。
物件まで見にきているのですから。
全体の感じや周りの環境、広さ、日当たり、音、臭いなど
現場でしかわからないことをチェックしに来ています。
決まらなかった場合は、入居者を連れてきてくれた営業マンに
決まらなかった原因をしっかり聞いて対策を打ちましょう。
周りの環境などの外部要因は仕方ありませんが
掃除や設備は大家さんの経営力でなんとでも
なります。
ただ、見にきたからと言って全員が決めるわけでは
ありません。
成約率はだいたい、20%~30%です。
1部屋契約しようと思うと、4、5人内見しないと
決まりません。
ですから、あまりすべての言葉に過敏になる必要はありませんが
よく聞く断り文句はチェックし改善すれば成約率は少しずつ
上って来るはずです。
小さい努力の積み重ねが非常に大事です。
大家業はサービス業ですから
空室がたくさんある大家さんは、
入居者に喜ばれる部屋を提供し、
空室を減らしていきましょう。
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