アイリス茨木整骨院/鍼灸院の冨永健一です。
私達の仕事は主に筋肉・神経の痛みや自律神経症状に対してお困りの方への施術が多くを占めています。
病院に行っても原因がわからない、ストレスや自律神経失調症と言われた・・・そういった患者様も多くいらっしゃいます。

今日はその中でミソフォニア(選択的音感受性症候群)について

 簡単に言うと音に対してとても繊細な感覚を持っている方に起こるストレス反応ですね。音楽や・食事の音・咳払い・鼻をすする音など反復する音などに対して怒りや恐怖・不安といったストレス反応を引き起こします。その際には手に汗をかいたり、動悸がしたり、筋肉がこわばったりといった身体症状も出やすいです。

 肩こり・腰痛・頭痛といった症状を持つ方の中にもミソフォニアの方は時々いらっしゃいます。治療中はリラックスしていただきたいので音楽やカルテ入力のタイピング音などどうしても気になる場合は遠慮なくお申しでください。

 また、ミソフォニアはHSP『The Highly Sensitive Person(とても繊細な人)』(ザ・ハイリー・センシティブ・パーソン)の一部ともいわれ、音以外にも眩しい光・蛍光灯、強い匂いのような刺激に対して繊細な人、敏感な人、感受性が強い人達です。HSPの概念を提唱したアーロン博士自身もHSPの性質を持つ人のひとりで、HSPの性質を持つ子供をHSC(The Highly Sensitive Child)、敏感で繊細な子供と呼びます。

 私のカイロプラクティックの師匠・林碩虎先生はHSPの第一人者である長沼睦雄医師と連携して起立性調節障害の治療に取り組んでいて、長沼先生も東洋医学や整体を含めた統合医療を奨めておられます。



ミソフォニアやHSP・起立性調節障害などの自律神経失調症でお困りの方は気軽にご相談ください。