∞従姉妹のお別れ会∞ | アイリス レイア 徒然なるままに

∞従姉妹のお別れ会∞

∞17日は、世田谷の代田教会で、従姉妹のお別れ会でした。
従姉妹がこよなく愛した教会でした。

∞オーボエ奏者でしたので、仲間が追悼演奏をし、家族がひとりひとりが思いを語ったり、牧師様のお話を伺ったり、讃美歌を歌ったりと、とても温かく素晴らしいお別れ会でした。

∞従姉妹も喜んでいることでしょう。

∞イエス様の御言葉の
「私は復活であり、命である」

「私を信じる者は、死んでも生きる。生きていて私を信じる者は、誰も決して死ぬことはない」
と、

従姉妹が、葬儀の時に歌って欲しいと選んでいた讃美歌の

「力の主を誉め称えまつれ、
我が心よ、今しも目さめて、
竪琴 かき鳴らしつつ、
御名を誉めまつれ、

栄えの主を 誉め称えまつれ、
世をこぞりて かしこみあがめよ。
光にいます 我が主を
永遠(とわ)に誉めまつれ。」

牧師様の
「体を殺しても、それ以上動けぬものたちを、恐れるな!」
という、聖書の言葉。

これらの言葉が、魂に響き、涙が止めどなく流れました。

∞癌は、体を殺すことは出来ても、魂までを殺すことは出来なかったから、即ち、永遠の命が続く。
と、いうことですね。
そこにキリスト教の真髄があるのだと思いました。

∞牧師様が、私に
「あなたが、もう頑張らなくていいよ」と言ったことは、間違っていなかったのですよ。それでいいのです。彼女に安心を与えてあげられたと思いますよ。

私たちには、少しづつ、違った役割があります。そのひとつひとつが支えとなり、繋がっていくのです。」

と仰って下さいました。

∞私の言動は、従姉妹にとって、ベストだったのかどうか?
ずっと、心に葛藤がありました。

∞最期の1番苦しい時に、側にいてあげられなかったことも、
訃報を知ったのが、荼毘に伏された後だったことも、私の心を苦しめていました。

ですから、牧師様の御言葉で、私の魂が救われました。

∞従姉妹は、発見も手術も完治も、最も難しいとされている<膵臓がん>の宣告を受けてからも、最後まで望みを捨てずに、過酷な抗がん剤治療を耐え続け、1年3か月も、家族の為に、よくぞここまで、頑張り抜いたと思います。

∞55歳の若さでしたし、下の子は、まだ中2でしたから、自分がいなくなることは、絶対出来ない!って思っていたのだと思います。

∞「人は、愛する誰かの為だったら、強く生きられる」のかもしれません
母親だったら、真っ先に、子どもを守ろうとしたり、子どもの幸せを考えたりするのではないかな?って思います。

∞とはいえ、私だったら、いくら子どもを愛していても、あんなに苦しい抗がん剤治療には、耐えられないと思います。
だから、多分やりません。

∞私は、頑張り続けた従姉妹を誇りに思います。

∞従姉妹は、老人ホームへの慰問や、ボランティア活動にも積極的な人でした。
家族への愛は、妻として、母親として、とても深いものでした。日々、愛に満ち溢れていました。
<愛に生きた人> そう思います。

∞私も、従姉妹の意志を引き継いで、更なる愛を深めて生きていきたい思います。

∞<私たちの人生は、喜怒哀楽、様々な経験をし、魂を成長させていきます。
全てに学びがあります>∞

∞従姉妹の魂が、神様の元で、光に包まれ、穏やかな休息を頂けますように🌠∞