∞施餓鬼∞
∞今日は、実家の菩提寺で、施餓鬼(せがき)供養でした。
∞お寺の真上に、餓鬼が現れました。
角が生え(左角)、目を見開き、大きく口を開けて、鬼の顔をしています。
∞菩提寺は天台宗の本山になっているので、市内の天台宗のお寺のご住職が、10人ほど集まり、本堂と、施餓鬼地蔵堂で、施餓鬼会が始まりました。
∞そもそも、施餓鬼とは、字の如く、餓鬼道に堕ちた先祖や諸霊に供物をあげて、供養する法事です。
∞現代に於いては、戦乱や災害、飢饉等で非業の死を遂げた死者供養になっているようです。
水子さんなんかも含まれると思います。
∞餓鬼は、御飯を満足に食べられず、いつもお腹を空かせ、喉を乾かしているそうです。
∞いつもひもじくて痩せこけていて、可哀想ですよね。
ですから、供物や塔婆をあげて、読経で、魂を鎮めてさしあげるわけです。
∞私が様々な経験を通して言えることは…先祖が救われていないと、今の私たちに、幸せは遠い。
ということです。
ですから、お墓まいりをしたり、法事をしたりと、先祖を敬い供養して、大切にしていくことが大切なのです。
先祖が良い状態になれば、自分たちにも、それが反映されてくるわけです。
∞私の所に相談にいらっしゃる方で、先祖供養をきちんとすることで、子宝に恵まれたり、問題が解決した人は、数多くいらっしゃいます。
それほど、先祖と私たちの関わりは、深いものなのです。
∞本堂で読経が始まると、白龍が本堂の周りをぐるぐる周り始め、風が吹きこんで来ました。
∞空が暗くなり、今にも雨が降りそうになって来ました。
∞ご住職が、五鈷杵を翳しながら、天台宗の印を組んで、読経をあげているのですが、印わ組む度に、光が放たれ(多分、私にしか見えないと思いますが…) 眩しい位でした。素晴らしい御仏のお力です。
∞法会を終えたと同時に、大きな雷鳴と雷光が轟き、白龍が天に帰りました。
∞参列者も「まるで、終わりましたよ。っていうお知らせのようだね」と口々に言っていました。
∞本堂の階段を降りた時に、待っていたかのように、土砂降りの雨になりましたが、5分も経たないうちに、止みました。
∞お寺が綺麗に<浄化>されたのだと思います。
∞お墓に<施餓鬼供養の塔婆>をたてに行きました。
∞ご住職が撒かれた散華(さんげ)=あの世の蓮の花びら も拾えて、素晴らしい施餓鬼会となりました。