∞トンボ∞ | アイリス レイア 徒然なるままに

∞トンボ∞

∞お墓へ行って、まず、お地蔵様に手を合わせました。


∞すると、いつの間にか《トンボ》が、お地蔵様の杖の上に、ちょこんととまっていました。
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∞そのトンボが、途中まで、着いてきました。


∞どこかでいなくなってしまったので、気にもとめないでいた所、墓所に同じ柄のトンボがいました。


∞まるで、先回りをしていたかのようでした。


∞お彼岸には、あの世から魂が帰ってくると言われています。


∞《トンボ》が眷属となり、お父さんの魂を乗せて来たのだと思います。


∞お経を唱え出すと、妹の時計が、手から外れて下に落ちました。


∞父が亡くなってから、墓所では、いつも妹の時計が落ちます。妹も『お父さんが来てる!』と言います。


∞不思議なことですが、家族は誰も怖がらず、寧ろ、みんなが温かい気持ちになりました。


∞魂は死して尚、あの世(彼岸)に、確かに存在しています。