∞ぬくもり∞ | アイリス レイア 徒然なるままに

∞ぬくもり∞

∞ぬくもり∞


父の痩けた顔
やせ細った手足
荒い寝息
そこに昔の面影はない。
けれど
父の匂いやぬくもりは 昔のまま。


手を握ってみる。
幼い頃、手を繋いでもらって歩いたことが、走馬灯のように
浮かんでは消え、
又 浮かぶ。


あれから、何十年の時が経ったのだろうか。
私も親になった。
そして、やがて父のように年老いてゆく。


私は、どんな終焉を迎えるのだろう...


息子は、私の手を握ってくれているのだろうか?


父の手をぎゅっと握ってみる。
力ないその手に
悲しみが押し寄せる。
しかし、ぬくもりは、消えてはいない。

そのぬくもりこそが、《生きている!》ということなのだ。
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《生き抜く》ことは、時として《過酷》である。


常に自分との戦いであり、
父は、まさにその真っ只中にいる。


苦痛と孤独、不安を救うものは何か?


それが《愛》なのだ!


《愛》は、ぬくもり、優しさ、思いやり、 癒やし、
そして...力と強さ。


私たちに最も必要なもの。
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《Love is All.
All is Love》



∞世界中が 愛で包まれますように∞