いつも泣いて帰ってくる飼い主ひゃん。

部屋で座る飼い主ひゃんの手には、いつもカッターを持っていたね。
リストカット辞められないッて泣いてた。

こゆは、いつもそんな飼い主ひゃんを不思議そうに首をかしげて見ていた。
そして、飼い主ひゃんの大好きなこゆの足音がすると…
なでなでしてって、すり寄って来た。

たくさんなでなでしている間に、カッターをテーブルに置いて寝ていた。

梅sanが亡くなって5日の事だった。
毛球症だった。
6月9日、緊急手術。
10日病院が開くと一緒に面会した。

管につながれている…こゆちゃん。
必死に息をしていた。

午後1時。
午前の診察時間の終了と共に面会時間の終わり。
こゆに、『午後また来るね』と言って別れた。


午後2時。
着信【アイリス動物病院】
1秒もしないで分かった。
電話があると急変=心停止。

電話の内容は、心停止をしたと伝えられた。

病院に着いた。

『小雪!』叫んだ。
飼い主ひゃんの声で、こゆちゃんは心臓をまた動かしてくれた。

5分して、こゆは眠りました。

呼んでも、呼んでも起きない、こゆちゃん。

手術して治ると思ってたから…

なんで、なんでなの?

飼い主ひゃんが悪かった。
前兆があったのかもしれないのに。

梅sanが亡くなって気づけなかったのかな…

ごめんね。
こゆ。
ごめんね。
ごめんね。

なんど謝ったらいいのかな。

ねぇ。
こゆ…
もう1度だけ会いたいよ。

会って謝りたいよ。

こんな飼い主でごめんね。

こゆちゃん。

飼い主ひゃんも、こゆちゃんのところに行きたいよ。

ねぇ。
こゆちゃん。

また、足音聞かせて。

家族を2人亡くした飼い主ひゃんは寂しいよ。

梅sanも小雪も居なくなって、誰にも埋められないから。


ありがとう。