旺盛な若々しい生成の力である
和久産巣日
(わくむすび)
古事記によると、
豊宇気毘売
(とようけびめ)
という娘がいるそうです。
(日本書紀には出てこないのですが)
「うけ」は「食物」なので、
若々しい生成の力によって産まれた
「豊かな食べ物の神様」
なのですかねー![]()
↑コレは蕎麦粉のタコス。
今でこそ、
大富豪と言えば、
「たくさんお金を稼いだヒト」
のことですが、
その昔、それこそ神代には、
お金はまだなかっただろうから
とにかく
「生きるために必要な食べ物を
確保しているコト」
「たくさんの穀物を作れるコト」
が豊かさの指標であったのでしょう。
↑コレはたぶん、シーフードグラタン
伊勢神宮外宮では、
豊受大御神
(とようけのおおみかみ)
を主祭神としています。
豊受大御神
(とようけのおおみかみ)
と
豊宇気毘売
(とようけびめ)
どうやら、
伊勢神宮外宮の御由緒によると
同一神ではなさそうですが、、、?
「食べ物を司る神」という括りでは
同じカテゴリになるかな![]()
実際、豊宇気毘売(とようけびめ)は、
他の食物神の
大気都比売
(おほげつひめ)
や
保食神
(うけもち)
と同様に、稲荷神社の主祭神である
宇迦之御魂神
(うかのみたまのかみ)
へと習合して、
同一視されるようになったとか。
穀物、農業の神から発展して、
産業の神として広く
信仰されている稲荷神社。
全国各地にたくさんありますね。
「東京のお伊勢様」と呼ばれる
境内社には、
飯富稲荷神社がありましたよ。
長い年月をかけて、
私達は豊かさの意味を
少しずつゆっくりと
食べ物からお金へと
転化させてしまったのでしょう。
しかし、本当の豊かさとは、
とてもシンプルに
生きるために必要な
食べ物を確保すること。
天候に恵まれる様に。
作物が育つ様に。
みんなに食べ物が行き渡る様に。
神に祈り、五穀豊穣を願う。
ことなのかもしれません。




