作家・東野圭吾さんを語るシリーズ。
まずは、前回までの記事は
今回の記事10~15では、東野圭吾さんの作品の中から、
あたしが読んだ作品を、次々と紹介していきます。
主に刑事加賀恭一郎シリーズが中心となりますよ。
ネタばらしはしませんので、どうぞご覧下さい。
昨年から嵌まりに嵌まっちゃってる作家・東野圭吾さん。
五冊読んで、なんと五冊とも衝撃を受けてしまった><
こんな作家ははじめてです。(この人悪魔だ^^)
そして、第六作目に読んだのが「卒業」です。
この作品は初期のもので、刑事加賀恭一郎シリーズの
第1弾になっています。
どうやら、ガリレオシリーズよりも前に、
東野さんが生み出した探偵さんみたいです。
この加賀恭一郎という人物は、体育会系の青年です。
剣道が全日本級という以外は、普通の人です。
決して、シャーロック・ホームズではありません。
内容は卒業が近づいた大学生の間で起こる
殺人ミステリーです。
東野圭吾さんといえば、超人的な文章の読みやすさと
奈落の底に叩き落されるような、大どんでんがえし><
のお方ですが、
お・・・、
今回の「卒業」は、あの悪魔的な読みやすい文章には
なっていません。ふつうの文章です。
(漢字も「いった」ではなくて「言った」となっています!)
内容もトリック重視のミステリーで、
お茶会で起こった殺人事件は、細かい説明図入りで、
すばらしいトリックが用意されています。
でも、これまでの五作品に比べると、
どんでんがえしの衝撃のすごさは、平易な作品でした。
実は、あたし・・・、少しほっとしました。
というのは、これまでの五つの作品、
「仮面山荘殺人事件」、「容疑者Xの献身」、
「白夜行」、「秘密」、「手紙」は、いずれも悪魔的で
完成度が極めて高い作品群だったので、
感動しながら圧倒されてきたわけですが、
東野圭吾さんといえども、最初から悪魔ではなくて、
普通の人から、徐々に成長されていったんだなと
感じることができたからです。
(あたしら凡人にも、いい小説が書けるかもしでない^^)
とはいっても、さすがにマジシャン・東野圭吾さんの
小説でして、最後にあっといわせてくれる作品でした。
お次は、加賀恭一郎シリーズの第2弾の
「眠りの森」を読んでみることにします。
「眠りの森」では、使用漢字があの・・・
「いった」になっていました。(「言った」ではなくて)
ということは、悪魔的な作品なのでしょうか? ^^
※ソラマメブログ 2010/1/11 記事より
ついに、このシリーズ「作家・東野圭吾さん」が第11回を迎えて、
ぱんぱかぱーん、あいちゃブログシリーズ最長記録更新です!
わーわー、ぱちぱちぱちぱち^^
(何を勝手に盛り上がっているんでしょうか^^;)
さてさて、今日はSLのお友達情報~^^
知多シムの Tatsuya さんが、今、東野さんの
「幻夜――」
を読まれているそうです。
「幻夜」読みたーい><、
今、あたしが一番読みたい東野シリーズは、ずばり「幻夜」です!
この作品は、あの人知を超えた最高傑作「白夜行」の再現に
チャレンジしたものです。(ページの長さも白夜行級です^^;)
しかも、「幻夜」でしか味わえない独特な雰囲気もあるそうです。
わくわくわく・・・あの白夜行の感動がまた味わえるのでしょうか?
だから、あたしにはまだ読めないんです><
だって、「幻夜」を読んでしまったら、
もう「白夜行」の感動は一生味わえないかもしれないから^^;
ということで、今は東野さんの別の作品を読んでいるところです。
もうひとり、お友達情報~。
Chipo ちゃんも、かなり東野圭吾さんの作品に詳しいみたいです。
彼女は、「どちらかが彼女を殺した」が面白いよと教えてくれました。
この作品は、なんと容疑者が、推理小説史上最小、たったの二人!
二人のうちのどちらかが犯人だそうです^^;(すげー、ありえない~)
かつて、エラリークイーン様の小説「アメリカ銃の謎」、
この作品も容疑者がすごく少ないんです。(二人ではないですが^^;)
――の犯人を当てられなかったあたしとしては、
二人で当てられなかったら、どうなるのー><
っという感じで、背水の陣でいどみたいと思います。
でも、「どちらかが彼女を殺した」は、加賀恭一郎シリーズなので、
今、あたしは「卒業」、「眠りの森」と読んでいるので、
きっと、次に読むことになると思います。
これだけ読んでも、まだまだ秀作ぞろいの東野圭吾さん・・・
――すごいです^^
※ソラマメブログ 2010/1/25 記事より
東野圭吾さんの小説にはまっているあたし。
「眠りの森」と「どちらかが彼女を殺した」の
2作品を読み終えました。
まずは「眠りの森から」
*例のごとくネタばらしはしないように気をつけます。
「眠りの森」は刑事加賀恭一郎さんが登場する作品で、
「卒業」につづく加賀シリーズの第2弾のようです。
「卒業」ではまだ、学生で素人探偵だった加賀が、
この作品では、ばりばりの若手刑事になって、
するどい推理をみせてくれます。(まるで、別人です^^;)
舞台は高柳バレエ団の中で起こる連続殺人事件で、
バレエ団という特殊世界の中の、異様な人間関係が
醍醐味です。
某有名古典推理小説の殺害手段のトリックが使われています。
東野さん自身が、登場人物に、
こんな方法で人が殺せるのか疑わしいですと語らせておいて、
あっさり、その殺害方法を使っちゃっています^^;
東野さんのミステリーのパターンは、
純粋にパズルを楽しんでもらおうという意図が感じられます。
それゆえに、多少(かなり・・・)、偶然性に頼った殺人もあります。
自分が犯人だったら、こんな偶然を期待しては、
犯行はできないだろうというのも、結構ありみたいですね。
だから、最後の切れ味は圧巻です><。
うわー、パズルがきれいに解けちゃった~、って感じです。
当然、あたしは今回も騙されて感動しちゃってます^^;
さてさて、「眠りの森」に話を戻しますが、
この作品の主人公?である浅岡未緒に、
なんと刑事加賀恭一郎が恋してしまうという、
ミステリーらしからぬ設定が面白いです。
さあ、加賀さんの想いは最後に遂げられるのでしょうか?
わくわく^^
後味もよかったです。
「卒業」のときには、『言う』と書いていたのが、
「眠りの森」では『いう』になっていました。
漢字表現が東野さんという偉大な作家の中でも
起こっているということがよくわかります。
※ソラマメブログ 2010/2/17 記事より
東野圭吾さん、いわずと知れたベストセラー作家です。
今も、あたしは東野作品に魅了されっぱなしで、
次々と作品を読み漁っています。
最近読んだのは、
「どちらかが彼女を殺した」 と 「宿命(さだめ)」
の2作品です。
まず、「どちらかが彼女を殺した」ですが、
容疑者はたったの二人!
そうです、その二人のうちどっちかが犯人です!
さあ、当ててください^^
まさに、ストレートパンチいっぱーつ!って感じですが
間違いなく面白い作品だと思います。
この作品の感想はここまで・・・^^;
だってー、これ以上解説するとネタばらしに
なりかねないからです。解説者泣かせの秀作ですね^^;
ではでは、つぎに「宿命」です。
青年期に常に自分の前に立ち塞がったライバル。
そのライバルは医者になり、自分は医者を断念して刑事になった。
偶然にも、そのライバルが巻き込まれた事件を担当することになり、
調査をしていたら、ライバルの妻は自分の昔の恋人だった・・・。
うわー、いきなし、どろどろしてますねー><。
この「宿命」では今起こった殺人事件の謎解きを中心に
話が進行しますが、この事件の解決の重要な手掛かりとして
過去のある事件がからんできます。
と、ここまでは本格推理物のよくあるパターンですね。
しかし、作者はさらにひとひねりして読者をあっといわせます。
最後の一文を最初に決めてから、この小説は書かれたそうです。
あたしが、この「宿命」で気に入っているのは、
ハッピーエンドなんです^^
東野さんの作品は何といっても結末の斬新さと意外性です。
そしてインパクトある結末を提供するためには、
やはり悲しい結末になってしまうことが多くなりますよね。
これまでにあたしが読んだ東野作品のなかで、
ハッピーエンドの作品は、
「秘密」と「宿命」の2つですね。(あとは悲しいの><)
「宿命」はのちの最高傑作「白夜行」にも繋がる作品で、
東野作品の年表を考えても重要な意味を持つ作品だと思います。
真面目な解説で終わってしまった・・・^^;
※ソラマメブログ 2010/3/9 記事より
この前 『宿命』 を読み終わったばかりなのに、
またまた東野作品を一作読みました^^
今回の小説は 『悪意』 です。
この作品も、刑事加賀恭一郎シリーズですが、
本格推理物でありながら、倒叙推理物です。
つまり、犯人が誰なのかは比較的早くから
読者には推測できるように書かれた推理小説です。
このような時、読者が推理することは、
いかにして犯行が行われたのか?
あるいは、なぜ犯人はこの犯行を犯したのか?
などが興味の対象になります。
『悪意』で読者に課された問題は、犯人の動機です。
なぜ犯人はこの犯行を犯したのか?
この謎解きが、この小説の醍醐味です。
といっても倒叙推理小説は星の数ほどあるし、
東野圭吾さんの作品の中にも沢山ありますよね。
『容疑者Xの献身』とか・・・
でもこの 『悪意』、はっきりいって
とても面白かったです!
東野作品で面白くなかった作品がないので^^;
面白かったというだけでは、迫力ないですけど・・・
年表によると『悪意』は、『どちらかが彼女を殺した』に
続けて発表されています。
すなわち、この2作品は、同時代の作品なんです。
でも、『どちらかが彼女を殺した』は有名ですよね。(うんうん)
なにしろテーマが派手ですからね^^
それに比べて、『悪意』って、ちょっと地味じゃないですか?
東野ファンでも、知らない人も多いのでは?(そだそだ)
でもでも、・・・
地味なようで、実は、話の展開がつぎつぎと進展していって、
ちっとも退屈させません。(どんでんがえしの連続~)
一気に読めちゃいます。(文章も読みやすいし^^)
作品も、マニアックな作家の世界から、
社会問題まで多岐にわたって触れられており、
推理以外の内容もとっても深くて面白いです。
あたし的に評価すると、
『手紙』や『秘密』の超傑作にも、、、、
(微妙に多少は引けはとるけど^^;)
ほとんど引けをとらないくらいの超傑作でした!(おーすげー)
秀作『どちらかが彼女を殺した』よりもこっちのほうが好きです。
お薦めですよ。是非、一読を。^^。
※ソラマメブログ 2010/3/17 記事より
東野圭吾さんの小説を語るコーナーも第15弾に!
そして、あたしが読んだ刑事加賀恭一郎シリーズも、
「卒業」「眠りの森」「どちらかが彼女を殺した」「悪意」に
つづいて五作品目になります。
今回読んだ作品は・・・
「赤い指」 です。
わー、ぱちぱちぱち。(何の拍手?^^;)
書かれた年は2006年。 おー、最近の作品ですね。
内容は・・・、
怖えーー>< 現代社会の抱える恥部つうか、
なんというか、 ごく平凡に見える一家庭に
降りかかるおそろしい出来事ー!!
あたし、この作品で何が怖いって、
主人公の奥さんが、とっても怖い人なんですよ~。
思い出しただけでも、、、、ぞぞっ ><。
その異常さを描写した東野さんの筆力にただ脱帽です。
出だしから一気に引き込まれちゃう読みやすい作品です。
あの、超名作「手紙」の再来か?と期待させる内容ですが、
ちょっと残念なのが、やや結末が強引かな? と思いました。
でも、作品のすごさが失われるほどではないです。傑作です!
多分、そこらが上手くまとまっていると、「手紙」に匹敵する
超名作になれるんだけど惜しい作品でした。もちお薦めです^^
※ソラマメブログ 2010/3/26 記事より
