【FC6年1st】全日・鹿児島(12/25〜29)


鹿児島ふれあいスポーツランド

鴨池補助競技場

白波スタジアム


12/25

開会式


12/26

予選リーグ

8人制・20分ハーフ


VS 札幌ジュニアFC2-0

(岡田、塚田)


VS デザフィオC.F2-2

(芝野楓、芝野椿)


12/27

予選リーグ

VS 津田FC9-1

(芝野椿8、大谷)


ラウンド16

VS ソレッソ熊本0-2


ベスト16


12/28

マクドナルドフレンドリーカップ

8人制・10分ハーフ


VS 横浜F・マリノスプライマリー1-2

(大谷)


VS 就将SC3-0

(大谷、益田、山本蒼)


いよいよ始まった全国大会、初戦は固い試合でした。やはり緊張からか身体が重かったし、技術ミスが多かったです。前半終了間際に、FKから得点と相手の背後に抜け出しすぐに追加点。この終了間際の2得点がなければもっと苦しい試合となりました。


2試合目はボールを上手く動かしながら相手陣地に攻め入るも最後の縦パスを上手く狙われ、うちのストロングには必ず2枚で潰しに来て良い攻撃の形を作れず、逆に素晴らしい攻撃から2失点をくらいました。ハーフタイムに、「勝手に試合を捨てるな、今まで倒してきた大阪のライバル達に失礼やろ、最後まで得点を奪いに行くぞ、3点取り返しに行くぞ」とゲキを飛ばして後半開始早々に楓也がこれまでの鬱憤をはらすスーパーミドルをぶち込んで反撃の狼煙をあげました。これに負けじとイライラが止まらなかった椿也がドリブル突破からニアにスーパーゴールをぶち込み同点。最後は怒涛の攻めを見せるもゴールを奪うことはできずにドロー、勝ち点を分け合いました。


予選リーグ3試合目、試合結果で予選リーグ突破が決まる。デサフィオと同勝ち点で並んでいるので得失点が絡んでくる。大量得点が必要。なのに自分達のコーナーキックからカウンターを受けて失点。またもやビハインドスタート。前半のうちに逆転するもまだまだ足りない。ここでエースがやっと覚醒。得点を稼ぎまくる。計8得点の荒稼ぎ。得失点でも差をつけて、予選リーグ1位を決めました。


ラウンド16進出


対戦相手がワイルドカード(2位の上位4チーム)、どこがくるか治彦、奏翔、望来コーチが可能性があるチームをスカウティングしてくれていました。全てはみんなが勝つ確率を1%でも高める為。正直言って途中経過を聞いてる時、ソレッソ熊本は来るなと願っていました。まずはソレッソ熊本が大量得点をとってワイルドカードの4チームに入ったのが、運がない。次は3分の1(デサフィオ以外になるので)外れてくれという願いも叶わず、対戦が決まりました。ソレッソ熊本は春先に対戦して、やっていたテーマもありますが、ボコボコにやられた記憶があり、今年やった対戦相手の中で1番強かった、強度が高かった相手でした。優勝候補だと思っていました。ラウンド16で1番やりたくなかった相手と試合が決まりました。


粘り強く守備から入る事、ボールを奪ってからは椿、楓でカウンター。超絶デカい9番にはセットプレーで双子で挟む。約束事を確認して試合に入りました。相手のスピーディーな展開に押し込まれる時間が長かったです。しかし、GKタケを中心に身体を張る。簡単にやらせない。しかし、前半終了間際にシュートの跳ね返りをミドルシュートで押し込まれ失点。後半は2トップに変えて攻撃的に出ていく。何度かチャンスを作るもなかなかシュートまで持ち込めない。0-1のままどんどんと時間が経っていく。でもこれまでも何度もビハインドを跳ね返してきたから信じていました。しかし、最後は誰も届かない到達地点からの高いヘディングを叩き込まれて敗戦しました。


大阪市内予選、中央大会、全国大会と長い時間、闘い続けて鹿児島まで辿り着きました。終わった時の喪失感よりは、よくここまで連れてきてくれた、素晴らしい選手達への感謝の気持ちが1番湧いてきました。そして最終的に優勝したソレッソ熊本が最後まで選手交代をほとんどせずにフルメンバーで闘ったのは、横河武蔵野、アロンザ、アイリスくらいだったと思います。だから、みんな目標には届かなかったけど胸を張って下さい。本当によく頑張りました。


しかし、これからの目標がまたできましたね。優勝したソレッソ熊本の技術、フィジカル、サッカー理解は間違いなくみんなより上でした。こんなに上手くて早い選手がサボらず、攻守にハードワークを続ける。強度がジュニアでは見た事ない強度でした。あれを体感できたのはみんなの大きな財産です。あれが日本トップの基準です。ラウンド16のソレッソ熊本との試合は緊張感が違いました。空気が張り詰める感覚。そしてソレッソ熊本がギアを完全に上げてきた。この経験をまたこれからのサッカー人生に活かして下さい。


負けたことにより、マクドナルドフレンドリーカップに出場することになりました。出場時間が短かった選手とメンバー外の選手の試合とコーチは決めていました。全日の公式試合には時間の違いはあれど16名全員が出場しました。しかし、怪我明け、故障中で、メンバー外の2人を出場させたいと考えていました。しっかり出場できました。本当に良かった。横浜F・マリノスには逆転負けとなりましたが、就将SCには勝つ事ができました。


最終日は決勝戦観戦と観光しました。みんな楽しめましたね。戦士の顔つきから、6年生の可愛い顔つきに変わりました。コーチも楽しみました。


今はこの文章書きながらまだ悔しい気持ちで、整理できていない事だらけです。まだ思い出したら涙が出てきます。たくさんの写真を見直してさらに色んな感情が湧き出てきます。全日大阪大会決勝からあっという間に走り抜けた1ヶ月でした。23日、セレッソ大阪との調整試合終了後、体調不良で倒れて、病院で点滴を受けてそこから26日まで本調子にならなかったです。なんでこんなタイミングでと自分の運の無さを恨みました。しかし、試合となると胃の痛みもなくなり、集中して望めました。ソレッソ熊本戦は万全のコンディションでした。自分も歳をとって無理できない身体になってきたんだと嫌でも感じました。笑


全国大会出場を決めて本当にたくさんの方からお祝いをいただき、ご支援いただきました。この場をお借りしまして感謝申し上げます。


明日、明後日で2023年が終わってしまう…

監督として全国の舞台を経験できた最高の2023年でした。2024年もまた新たな歴史の扉を開ける為にクラブでチャレンジしていきます。


皆様、本当にありがとうございました。


選手のみんな、鹿児島に連れてきてくれてありがとう。


最強のサポーターの保護者の皆様、楽しかったです。嬉しかったです。ありがとうございました。勝つ学年の保護者様はやっぱり団結しています。


2nd・3rdチームの応援動画観て、早くみんなを指導したくなりました。本当に素晴らしい応援ありがとう。みんなの気持ち届いていましたよ。


寄付金をいただきました皆様、おかげさまで選手達は最大限の力を発揮できました。


卒団生の皆様、積み上げてきた歴史がクラブの力となっております。みんなが築きあげてくれたものです。ありがとうございます。


最後にいつも支えてくれる家族、本当にありがとう。サッカーばっかり仕事ばっかりでゴメン。


疲労感はMAXですが、良い疲労感です。


皆様、良いお年をお迎えください。


久保コーチ