【FC6年1st】

全日本U-12サッカー選手権大会大阪府大会決勝(11/26)


VS DREAM FC2-0(芝野椿2)


🏆優勝🏆



一夜明けて夢オチとかないか確認して今、このブログを書き始めています。


昨日1つのストーリーが完結しました。全てはこの日の為にあったと思います。4,5年生の大阪府、関西大会、全て優勝し続け、フジパン決勝では0-7で粉砕された絶対王者DREAM FC。


あのスペシャルなチームを倒す事が基準となりました。その準備が0-7で負けたあの日から始まりました。表彰台に立って優勝トロフィーを掲げるDREAM FCの姿を泣いてる子ども達に目に焼きつけとけと伝えた事を覚えています。自分でも何度も見返せるように写真を撮りました。この悔しさを忘れないように。



6年生になり、担当となって、この決勝の舞台でこのスコアボードをひっくり返せるように毎日積み重ねてきました。今大会までに逆算してプランを立てて強化をしてきました。誤算だったのは怪我人の長期離脱だけで、その他はプラン通りに進みました。


中央大会の抽選、どこと当たっても倒す為の準備できてるから大丈夫。どこの山に入ってもいいと選手には伝えていました。まさかの左上の激戦、強豪ぞろいの山に入りました。でも不思議と、準備が上手くいってたので自信がありました。もちろんサッカーは本当に難しいので絶対はありませんし、大変だとは思いましたが。


1つ1つ勝ち上がり決勝の舞台へ。市内予選から8連勝して鹿児島行くぞと選手には伝えていました。本当に苦しみながらも1つ1つ。


舞台は整いました。素晴らしいピッチ、素晴らしい応援、雰囲気。やっぱり全日の決勝は違う。



監督としては2回目の決勝。4年前あと1歩で逃した優勝と鹿児島行きの切符。あの時の敗戦も経験として大きかった。不思議と見える景色が広い、気持ちの昂りもそこまで、上がってる感じも無い、良い緊張感。落ち着いてる。経験って大事やなと今回でつくづく思いました。自分に余裕があった。


昨日、代表の桝谷と電話でどんな戦い方するの?と電話で話し相談して、相手のストロングポイント3つを消す戦い方、選手起用、システム変更を決断しました。セレッソ大阪 VS DREAM FCの映像を友人が送ってくれてたので何度も見返して、当日朝も4:00〜2回観て、当日、守備戦術を確認する為に広いグラウンドもおさえてアップ、戦術の落とし込み。勝つ為の準備は整いました。










さぁ勝負。ゲームプランは守備から入る、0-0の時間をできるだけ長く、最悪0-1は取り返せるからOK。普段は左サイドバックのキャプテンが右サイドバック、FWが左サイドバックにポジション変更。決勝の舞台のこんなリスキーな変更は戦術理解度が高い、賢い2人しかできない。


そして攻撃は2人で完結。2人は自由。両サイドハーフはショートカウンターされない為に中に絞ってリスク管理。こんな戦術、楓・椿いないとできない。セットプレーのピンチはありましたが、相手の良さを消す事に成功。ゲームプラン通りに前半終了。


相手の変更を確認するまではプラン続行。どこかで点を取りに行く為にリスクをおかして前に出る枚数を増やす。勝負所の見極め。


後半開始2分、ドリブル突破からのスーパーゴール。いつも外してイライラする時もあるけど。エースストライカー。何度もゴラッソ決めてきた。そして後半8分またしてもドリブル突破からスーパーミドル。この大舞台で素晴らしい2発えーん残り12分、勝利を手繰り寄せるゴールでした。


相手の攻撃の鋭さが増してくる。セットプレーは恐怖でした。しかし、弾く、頭を出して、身体を投げ出して。試合終了のホイッスル。この光景を8ヶ月、毎日、寝る前にイメージして…ついに…アイリスFC住吉初の大阪の頂へ。





勝因はたくさんあります。まずは全てに準備ができてた事、戦術的にハマった事、そして大応援が本当に大きかった。あの大きな応援、完全にホームグラウンドでした。相手にもプレッシャーがかかったと思います。そして全てつながっていました。


勝って、優勝して、鹿児島行きの切符勝ちとってこのストーリーは完結しました。インタビューでこのストーリーを記者の方にお話ししたのですが、粋な記者でこのストーリーの続きは鹿児島でまた続きますねと言われました。


大阪代表としてまた新たなストーリーを鹿児島で綴っていきたいと思います。


たくさんの指導者仲間から応援していただきました。祝福メールもたくさんありがとうございます。


DREAM FCの皆様、対戦ありがとうございました。ずっと目標に背中を追いかけてきました。DREAM FCがいるから我々は成長できました。


アイリスファミリーの皆様、本当にありがとうございます。最高の1日となりました。


久保コーチ







小さなクラブだったアイリスFC住吉の昔を知る、苦楽をずっと共にした治彦コーチの涙は感動でした。試合が終わる10分前から涙が止まらなかったみたいです笑い泣きえーん





応援が終わった後、ゴミ拾いを自分達から笑い泣き





そして6年2nd・3rdの練習へ、この住吉公園の日常から全国までつながっていましたウインク