みんなで目標にして目指していた大阪チャンピオン。惜しくも一つ手前で散りました。
11月は本当に準備が忙しかったです。毎週胃が痛くなるくらいのプレッシャー。でもやはり終わってしまうと…喪失感が凄い。
グラウンドで大粒の涙を流して、表彰式、第3位
保護者様にもサポート頂いた感謝とこんな素晴らしいお子様を育てられたことは同じ親としてリスペクトしますと伝えたかったのですが、涙が、溢れる感情が邪魔して言葉がなかなか出てきませんでした。
ロッカールームに戻ってから再度全員大泣き、一人一人に言葉をかけて労いました。
1・中谷颯
こんな素晴らしいGKになるとはGKを始めた時には想像出来なかった。まさしく、守護神、そしてロングスロー、キックで攻撃にも関わりました。たまにとんでもないミスもしましたが、へこたれないメンタリティ、周りを明るくするキャラクター、身長だけでなく、人間的に大きく成長しました。
2・瑞慶覧佑聖
パワフルなドリブル突破、長い距離を上下動できる走力、そして正確なクロスが課題でしたが、取り組みで本当に良くなりました。積極的なシュートは相手の脅威となっていました。攻撃でも守備でもアイリスのストロングとなってくれました。涙のロッカールームでは1番端で疲れ切って静かに涙を流してました。
3・新家諒大
いつも久保コーチをバカにしたようないじり方をしてきましたね。コーチもいじりましたが!コーチの話の最後のオチは新家でみんなが盛り上がりました。いつも生意気言うくせに、最後のロッカールームでコーチが声をかけると大粒の涙を流して肩を震わせ泣いてました。左サイドバックは最後の最後まで固定されず、4人でずっと競争がありましたね。中央大会での抜擢に応えてくれたプレーが印象的です。
4・片山琳太郎
このチームに高さという武器、安定した守備、ロングフィードをもたらしてくれました。ゆったりした、物静かな感じなのに相手からボールを奪い味方につなげれる、コーチが出会った事のない感じの素晴らしいCBでした。あまり感情を表に出さないリンが手で顔をおおっていたのが…。常にチームの為に身体を張ってくれました。
5・今村湊斗
1番古くから久保コーチを知っています。ずっと指導はしていませんが、やはり、昔から知ってるだけに成長した姿がよりわかる。6年になり、1stでレギュラーとなりポジションも変わりましたね。しかし、大会直前の怪我、戦術的な理由で今大会は出場時間は短かった。でも線の細さをものともしない、理解力と技術力で勝負してきました。攻撃的にボールを動かす時にかかせない選手でした。
6・広滝奏空
身体の成長がなかなか来ないなか、久保コーチが生き残る為にプレースタイルを変えて欲しいと伝えた事に対してもどかしさや迷いもあったと思います。しかし、課題に対して真摯に取り組みました。力を抜いてプレーする、何でも頑張らない、タッチ数を減らす。未来に向けてコツコツと取り組んでくれました。いつも大人に物おじせずに質問をぶつけてくれました。
7・岩橋佑芽
泣き虫キャプテン。身体のサイズは本当に小さく、めっちゃ速いわけでもない。最初はレギュラー争いで少し後ろを走っていましたね。でもキャプテン。スタートで出れない。苦しい時を乗り越えて今があります。ボールを扱う技術・判断で勝負してコツコツとコーチの信頼を得て、最後は、キャプテンとして周りを鼓舞できる選手に成長しましたね。でもコーチと同じくらい泣き虫でした。
8・川端康介
チャン、本当にサッカーをよく知ってる。理解力が高い。速さ、強さで勝負せずに、予測・先読み・駆け引きで勝負できる素晴らしい守備をしてくれました。またミスターユーティリティでした。GK以外のポジションならどこでもやれるサッカー理解がありました。これから誰にも負けない武器を磨いていきましょう。
9・永井暸太郎
フィニッシャー、得点王。チームのレベルをもう一段階上に上げてくれました。背負うだけでなく、動きながらや、その前の駆け引きを身につければもっと良いFWになりますよ。ゴール前はまずは自分で強引にでもシュートにもっていこう。チームを勝利に導く得点をたくさんありがとう。
10・梶谷一晟
泣き虫エース。高いレベルで何でもできる選手でした。メンタリティーさえ変えれればと6年になって今までよりも厳しく求めました。サッカーノートにもたくさん書いたと思います。応えてくれました。攻撃力にもっともっと磨きをかけていきましょう。守備をサボらないような運動量も必要です。ロッカールームで1番泣いていました。
11・浅井瑛斗
泣き虫アタッカー。圧倒的なスピード、相手の逆をとるフェイント、ゴール前のアイデア、前線からのハイプレスとチームにかかせない選手でした。フィニッシャーとしても素晴らしいです。上背が高いわけではないですが、ヘディングの得点は本当によく観ました。1番の課題はメンタルコントロールですね。
12・中村俊輔
久保コーチからの抜擢により5年生から6年生チームに上がりました。直前の怪我で出場は叶わなかったですが、常にチームに帯同してくれました。自信を持って積極的にプレーすること。自分を出す事がこれからの課題です。得意のミドルシュートとドリブル突破に磨きをかけて下さい。今年の経験を来年につなげて下さい。
13・森一翔
フィニッシャー、シュートセンス、ゴールハンター。本当にチーム1番のスーパーゴールを決める選手でした。怖いもの知らずで自分の危険を省みず、チームの為に身体を投げ出せる選手でした。怪我が長く、間に合うか微妙でしたが最後間に合いました。ベストコンディションで全日に出してあげたかった。
14・牧之瀬歩
怪我で長期離脱が決まっても明るく、常にチームの事をやってくれました。全日中央大会も間に合わないとなった時にした約束、あゆを鹿児島に連れて行くという約束は守れなかったです。あゆ、ごめん。早く治してまたプレーしている姿を見せてください。
6年1st14名で闘った全日、もう終わりです。みんなに何をしてあげれたのかと自問自答ばかりしております。全日は終わりましたが、これからのサッカー人生は続いていきます。未来にむけて、これからも取り組んでいきましょう。
たくさんの保護者の皆様、応援本当にありがとうございました。最高の選手達を指導できました。
久保コーチ