【U-14 2nd】静岡遠征総括


◯試合結果

VS クラブテアトロB

4-3(橋本、藤本依2、田頭)


VS 横浜ジュニオールB

0-4


VS 青森山田B

0-2


VS FC時之栖

2-3(藤本依、山形、)



VS インテルナショナル

5-3(山形2、生田、藤本依2


VS FC時之栖

1-0(舟引)


VS 静岡学園B

2-1(橋本、北﨑)


VS 横浜ジュニオールB

4-1(橋本3、曽越)




【総評】

1日目は気温が低い中で雨が降る中でのゲーム、2日目は雨は止んだ中でのゲームとなりました。

全体を通して、自分達から目的を持ってプレー強度を高く取り組む事がなかなか出来ませんでした。
相手チームが球際のプレーを強い強度でプレーをして来た場合には、それに釣られて高い強度でプレーで取り組めていましたが、全ての試合で同じ様にプレーをしようとする狙いは見られませんでした。
高いプレー強度を日常的にしていく事で、普段のトレーニングの質が変わり、全体的なレベルアップに繋がります。
日々の基準を上げるためにも、相手チームの良いところは取り入れながら、自分の為、チームの為に取り組んでいきましょう。

次に守備について、2日間を通して、ボールを奪う為に、ボールに対してどの様にプレッシャーをかけるのか、そのプレッシャーに対して、周りの選手がポジションを変えながら、ボールを奪いに行くところに取り組んでいきましたが、少しずつですが、チーム全体で成果が出始めました。
サッカーの原理・原則を意識しながら、判断をする為の基準をみんなで決めながら取り組んだ事で、後ろの選手が前の選手に対して声をかける場面も増え、徐々に他の選手に情報発信できる選手が出て来た事がとても大切です。
サッカーをする上で、コミュニケーションを取ることは不可欠なので、普段の様な会話だけでなく、サッカーの中でいいコミュニケーションを取る習慣をつけていけるように、今後もこの意識を継続していきましょう。

攻撃に関して、得点を決めるシーンが作れている事は非常に良いです。
特に個人での突破が出来る場面でしっかりと相手をかわしてゴールに向かう場面が多かったです。
攻撃の優先順位を意識しながらプレーをする事は大切なので、継続していきましょう。
攻撃の課題は、個での突破が上手くいかなかった時に、他の選択肢がなく、ボールを簡単に失ってしまう場面が多くなってしまっている事です。
特に上手くプレー出来ていない時は、周りを観ずにプレーをしている時や、ボールホルダーに対して、ボールを受けるサポートに入ろうとする選手が少ない時です。
こういう時はパスが複数本通らずに簡単に相手にボールを渡してしまっています。
まずボールホルダーは、観る場所や観るものをはっきりさせながら、しっかりと観る習慣をつけて複数の選択肢を持ちながらプレーをする事、周りの選手はボールを持っているまたは受けようとしている選手が観えていない状態の時には、他の選手がプレーをしている選手に指示を出して関わり続ける事に今後も取り組んでいきましょう。

生活面について、設定された時間に対しての行動がルーズな選手が多かったです。
もちろん余裕を持って行動出来ている選手もいましたが、時間を設定した場面で必ず全員が集まる事はありませんでした。
1人1人が設定された時間に対しての意識を持つ事は前提ですが、決められた時間までに何をしないといけないのかを考えながら、時間の逆算をしていく事が必要です。
そして、サッカーをしている時と同じで、出来ていない人や、チーム全体にコミュニケーションを取れる様な選手が出てくる事も大切です。
この様な取り組みはサッカーだけではなく、普段の生活の中での勉強時間の確保にも必要な事で、上手く時間を管理しながら、自分できちんとスケジュールを計画して、それをチーム全体に発信出来る様にチャレンジしていきましょう。

今回は選手にも試合の感想を書いてもらったので、共有させてもらいます。


※ 1日目の青森山田について書きます。
青森山田戦はみんなからすごいやる気を感じました。それは相手が青森山田だからかはわかりませんが、球際強く行くところ、セカンドボール拾うところ、どこをとってもみんなが真剣に取り組んでいたと思います。何個か惜しいチャンスはあったのですが、雨というピッチコンディションの中でそのチャンスを決めきれなかったところが敗因なのかなと思います。強いチームは一つのチャンスをしっかり決めきる力があると思います。これからどこのチームとやっても高いモチベーションを持って戦うことができれば試合に勝ってみんなでいい思いがたくさんできるんじゃないかなと思います。


◯ 1日、2日間を通して全体的に、運動量が少なかったと思います。これに対して、走り込みをもっとする必要を感じたため、平日のOFF日は必ず5キロ以上スピードにかんきゅうつけて走る。休日は、練習以外の時間に個人で走り込みをする。ことにします。

又、ラインの上げが遅かったり、自分がやらないといけないスペースを走れていなかった反省があるので練習で走りきる事を意識して取り組みます。

後、簡単な技術ミスをほとんどなくせるように真剣に練習に取り組む意識をもっと上げて試合と同じテンションで、練習に入っていかないと、まだまだ足らないことに気づかされました。
この、焦ってる気持ちを忘れないまま火曜日からの練習に入っていきたいと思います。



最後になりましたが、感染症拡大が収まりきらない状況の中でしたが、今回の遠征に快く選手を送り出して頂きまして、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
選手自身も良い刺激を受ける事が出来たので、今後の活動に繋げていける様、チーム一丸となって取り組んで参ります。