勝者のメンタリティー
阪神・星野仙一シニアディレクター(63)が
19日
大阪市内で退団会見を行い
楽天監督就任に向けて一気に加速
気になるのがコーチ陣の組閣
大学時代からの盟友で
現阪神OB会長の田淵幸一氏(63)の
ヘッドコーチあるいは打撃コーチ就任が濃厚
さらに阪神から腹心らを
ごっそり仙台へ“移籍”させるのでは…
という憶測が飛び交う中
実際は阪神サイドを刺激することのないよう
田淵氏と手を取り合って「裸一貫」での
仙台行きということになりそうだ
経済とスポーツの世界には
共通するある「迷信」が存在する
米自動車界を牽引してきたGMが苦境に陥り
CEOが辞任した
するとウォール街の人たちは
「きっと新任者が立て直してくれる」と信じ
GMの株は急騰したが
やがて現実に気付いてなだらかに値を下げている
この会社が抱えた諸問題を考えれば
人事を挿げ替えただけで解決するなど
ありえないと分かるはずだが
誰もが会社不振の原因を「人」に見出したがる
本来
企業の業績はコントロールが難しい
「不可抗力」
にこそ左右されがちだ
戦争などの社会情勢や
市場の原材料価格の変動
さらには国による長期金利の操作や
革新的な商品の開発などによって形勢は常に変わる
だがそんな事はお構いなしに
そうした業績の不振を「人」を変える事で
何とかなるのではないか?
という「迷信」が広く浸透しているように見える
フットボールの世界においては
成績不振はすべからく監督の責任となる
今でこそセリエAの王者として君臨しているインテルだが
モウリーニョがやってくるまでは成績不振を理由に
数多くの指揮官が「切られて」いた
その中には
現日本代表監督のザッケローニの名前も連なっている
マンチーニが成し遂げたリーグ3連覇すら
「不振」と見なされ
辞任ではなく解任という形を取らされたのが
まさにその象徴だろう
インテルが王者となったきっかけは
カルチョスキャンダルによって
他の強豪が力を落してしまったという
「不可抗力」が働いたからだった
その上昇気流を上手く捉えたモウリーニョは
確かに業績を好転させたが
ある意味では指揮官の手腕以上の「力」が
インテルを王者にしたとも言える
ある研究者の調査によると
優れた指導者によって不振にあえぐ組織が
「勝者のメンタリティー」
を獲得できる確率は
6割程度だとされている
何とも微妙な数字だが
この数字に星野氏と楽天は賭けたようだ
三木谷オーナーが直接口説き落としたとされる
今回の招聘劇は
「勝利のメンタリティー」
を得るための最善策のように「見える」
確かに
その選択は間違いではないだろう
だが
優れたモチベーターである星野氏をもっても
今すぐ
楽天を好転させることは難しいだろう
彼らの挑戦は
まったく1からのスタートになるのだから
指揮官を挿げ替える楽天が
「勝者のメンタリティー」
を獲得する確率は
果たして6割以上になるのだろうか
アイリス整骨院
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