透明ないつかの夜。

一滴の黒い滴が
滲んだ朝。

その滴が広がらないように
どうか広がりませんように・・・


今もどこがで燻ぶる黒。


だけど



あたしはまだ 透明だ。

浄化してくれる光がある。
あたためてくれる 光がある。
透明な涙を流せる幸せがある。