また時が重なったなら
あなたはどうしますか?
また 指が交わったなら
天に誓いをたてられますか?
長い間それを望んできたけど
叶う予感などありませんでした。
ただ淡い期待と
それと背中合わせの絶望が
毎日 私の肩に凭れ掛かっていました。
それを心地よいとさえ感じていたのかも知れません。
でも もうさよならです。
やっとここから・・・
この場所から、あの場所から、
抜け出せそうです。
抜け殻も 置いて行くわけにはいきません。
一緒に連れて行きます。
空っぽのように見えて
見えないものがいっぱい詰まった
私の大切な抜け殻です。
きっと今なら
悲しい涙を流さずに
隣に置いておけるはずだから・・・
また時が重なることは
・・・ないのでしょうね。
それでいいのでしょうね。
あの日たててくれた誓いは
紛れもなく 偽りのない真実。
私はそれを知っています。