頭の中は自由。

何を考えても、

何かに対して何を思っても

誰かの迷惑にはならない。


あたしは とある文章を読んだ。


それはとても 頷ける内容だった。

別にあたしのことを名指しで書いてあったわけじゃないけど

まるであたしの事を書いてあるんじゃないかって

思ってしまうほど。


しかも あたしが普段口にしない

あたしというものの 根本を見つけて

それを代弁してくれているかのようだった。


解ってくれているような・・・。



もちろんそれを書いたご本人に訊かなければ

真意は分からないのだけど。

その文章をどう捉えるかは

読んだ人の自由。

例えばあたしが書いた詞を

読んでくれた誰かが どう見るかも、、、。



言葉はひとつひとつ独立した単語の色が

連なることによって新たな色を成す。


赤 と 夕日で見える色。

赤 と 林檎で見える色。

赤 と もみじで見える色。

赤 と 血で見える色。

全部が違う赤。

きっと 赤と夕日で見える色1つを取ったって

みんなの頭の中には

別々の色が見えるんだろうな。


風にも 空にも 海にも

名詞でない言葉達にも

数え切れない色がある。


人はみんな同じじゃない。

でも だから

自分でない誰かを

好きになれるのかも知れない。